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酸味のある素早さをあげるシュワシュワソーダゼリー

「ふぅ堪能しました、ごめんねデコレちゃん新触感の美味しさについ高ぶっちゃって……」


「いいんですよリングさん美味しいって言葉が一番のほめ言葉ですから私もすごく嬉しいです」


「ギフトもシュワシュワソーダゼリーファンの同士が一人増えて嬉しいのですーデコレこれからもこのゼリーを大いに売り出してまだまだ同士を増やしていくのですー」


「もちろんそのつもりよ!私の夢はいつか世界中の人に自分のお菓子を食べてもらって美味しいって言わせて見せることなんだから!」


「さすがはデコレ夢はおっきくなのですー」


「おーいい夢だねデコレちゃんがんばれー」


「そういえばなんで酸味のあるお菓子を素早さのステータスがあがるお菓子にしたの?」


「ふっふっふそれは酸っぱいのすと素早さのすが被ってるからなのですー」


「え? そんなオヤジギャグみたいな理由で?」


「ギフトー、リングさんに変なことを吹き込まないでよそれも分かりやすいという理由で正しくはあるんですけど酸味のあるものを食べると『酸っぱい』って!気分がしゃっきりして目が覚めるような感じがするじゃないですか、感覚的なものでだから酸っぱいものを食べると素早く動けるような感じがするかなーってそれが分かりやすいかなってそういう理由で酸味のあるお菓子を素早さがあがるお菓子に設定させてもらってます」


「なるほどね確かに感覚的なものは大事だよね、甘いものや苦いものじゃ間違いなく動きが遅くなっちゃうイメージあるし確かにピッタリかもね」


「そういうことなのですー」


 そう喋りながらギフトはシュワシュワソーダゼリーの最後の一口を放り込んだ。


「もうなんでギフトが誇らしげにしてるの?」


「えへへなのですー」


 賑やか三人の時間はすぐに過ぎていった。なによりデコレちゃんが心から楽しそうでさっき二人きりの時にギフトから聞いたことが心に引っかかって気になっていたリングは安心した。


「ギフトちゃんは酸っぱいものが好きなの?」


「そうなのです、ソーダアイスとか炭酸水とかとにかく刺激的なものが好きのですー」


「炭酸水が好きとかなかなか大人だね」


「本当は甘ーいサイダーをいっぱいゴクゴクしたいのですが糖分の取り過ぎは身体に悪いので炭酸水で我慢なのですー」


「炭酸水でも飲みすぎはよくないって言っているんですけどなかなか聞いてくれなくて困っているんですよ」


「殆ど水だからいくら飲んでも大丈夫なのですー」


「いやそうでもないよ炭酸水は飲みすぎるとお腹壊しちゃうからね、後歯にもよくなくって飲みすぎて歯が欠けちゃったって人いるから注意しないとね」


「そ、そうなのですか!き、気をつけながら楽しむのですー」


 ガクブルするギフトが可愛い


「私もいつも言ってるでしょ?まったく自分に都合の悪いことは聞き流すくせがあるんだから」


「ごめんなのですーデコレ」


 遠慮なく突っ込むデコレちゃん本当に仲が良くて信頼しているからこそこうやってズバズバと言いたいことが言えるんだろうな、私に接する時よりも素のデコレちゃんが見えているような気がする。


「それでも刺激のある食べ物は魅力的なのですー」


「はいはい」


「ふふふ本当に仲がいいんだね」


私まで嬉しくなってしまう。


「ふぅそれではギフトはそろそろ配達があるのでそろそろいくのですー」


「そういえば配達って?」


「ギフトは魔女の配達屋さんっていってゲームの中で依頼主から配達主に直接プレゼントや贈り物とかを配達するってことをやっているんです」


「え? でもゲームの中だったらメールとかですぐに送れるよ?プレゼント用や贈り物用にメールを開いたらいい感じの音楽がなる機能やクラッカーとかが弾ける機能もあるし」


「ふっふっふ甘いのですリングさんゲームの中でも人から人への手渡しの温かみを感じたいという人は意外と多いのですよー最近は世の中が近未来化して便利になったぶん、更にはゲームの中だからこその需要があるお仕事なのです」


「へー確かにそういう人いるかも知れないね、人の温かみって確かに大事なことだもん」


「今日はもう時間がないですが詳しいことはまた会った時にでも詳しく話すのですーそれではまたなのですデコレ、リングさん」


「また来てくださいねギフト」


「楽しかったよギフトちゃんまた話そうね」


「それではまたなのですー」


 そう言うとギフトはデコレちゃんのお菓子でステータスアップした素早さを生かしてすごい早さでほうきにまたがり飛んでいった。


「ほへーすごいスピードだね」


「元々ギフトの本気のスピードはすごい速さの割に私のお菓子で素早さアップしてますから当然ですよ」


 胸張って見せるデコレが可愛らしかった。


相変わらず可愛い三人の会話がほのぼのする話です。

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