味とステータスを関連づける
「それじゃあ改めてこの店の商品の説明をしますね」
「うんよろしくねデコレちゃん」
「まず私はこの店の商品は味とステータスを分かりやすく分類してるんです。まず一番売れてるお菓子なんですがこれは食べるとHPが上昇するお菓子です」
「あーゲームの世界ではおなじみのポーションや薬草みたいな感じかな?」
「そうです、私は薬草やポーションのイメージからとって分かりやすいように薬とかハーブみたいな味にしました、良薬口に苦しということわざもありますし、このお店では苦味のお菓子は体力を上昇させるお菓子にしています」
「なるほど味とステータスを分かりやすいように関連づけているんだね。」
「そうです、お客さんにとって分かりやすいのが一番ですから」
そこからもデコレちゃんの味と上昇するステータスを関連づけた説明は続きはぱっとまとめるとこういう感じだった。
体力 苦味
ポーションや薬草など良薬口に苦しのことわざから連想
魔法力 甘味
あまーい物を食べるとふわふわで不思議な気分になるため
攻撃力 塩見
肉などしょっぱい物を食べると力が湧いてくるため
素早さ 酸味
素早さとすっぱいの頭のすの字が一緒なのとすっぱい勢いで素早く動けるような気分になるため
防御力 辛味
人が好んでは食べない辛い物をあえて食べる我慢強さから連想して
運 うま味
素早さと同じで頭文字のうが一緒なのと幸運とうま味、普段は意識しないことだけど実は料理にも人生にも大事なことから
こういう風にデコレちゃんは味覚とステータスの種類を連想させて分かりやすく分けていた。これならダンジョンを攻略してる時とかモンスターとバトルをしてる途中でもこの味をたべればこのステータスが上がったと瞬時に分かることができる、こんなことを考えるなんて本当にデコレちゃんはすごいよね、あーでも辛いお菓子とか苦いお菓子とかはあんまり食べたくはないな、そこだけはちょっと突っ込みたくなるリングでした。