リボンが着たい服を探そう
ファッションの最先端をいく街なだけあって歩いているだけでたくさんの服屋さんがあり店頭に色とりどりの服が置いてある。
「それならとにかく色んな服を試着してびびっとくるものを見つけにいきましょう!」
「うん! やっぱり服は着てみないと分からないもんね」
二人はたくさんの服屋さんを見て回ることにした。
まずはここオーソドックスな中世ヨーロッパ風の貴族がきていたドレスなどが着れるお店です。
「うわぁフリフリで可愛いね! 女の子ならやっぱりこういうお姫様みたいな服に憧れるものだよねカシミアちゃん」
「うーん私の家は代々ファッションデザイナーの家系ですから幼いころからこういう服を親に着せられていたのでリボンには申し訳ないですけどあまり特別な感情をいだかないんですよね」
「す、すごいねカシミアちゃんさすがお金持ちのお嬢様!現代の貴族だよ」
「ふふふそうやっていわれるとなんだかくすぐったいです、でも……」
「でも?」
「でもリボンはそんな私にまるで普通の友人のようにせっしてくれますよね、そういうところが私は……」
「あっこっちの服も可愛いよ」
「もうリボンたら!」
「何怒ってるのカシミアちゃん?」
こうしてリボンとカシミアのデート兼服探しは続く