~今に戻って~ 私たちの衣装を作って欲しい
お話はこの舞踏会の街にやってきた最初に戻ります。
「カシミヤちゃんとウールーにぜひ私たちの衣装を作って欲しいんだ。」
リボンとリングの二人はゲームの世界ではみんな自分たちだけのオリジナルのコスチュームに身にまとってプレーするのが流行っていると聞いて友達のカシミアとウールーに洋服作りの依頼にきていたのでした。
「私たち二人に!?いいの?リングさん」
「うん是非とも二人にお願いしたいんだ、ねリボン」
「うん私もせっかくなら友達のカシミアちゃんにお願いしたい」
「リボン…!うん分かった張り切って作るね私」
「これは光栄だねウールーちゃんも張り切っちゃうよ~」
「お姉ちゃん私二人が作るお洋服すっごい楽しみ」
「私もだよリボン 」
「友達の二人だからこそお願いしたいよね。 二人はこの街のファッションリーダーでリアルでもお洋服を作っているファッションのプロだもんね 」
「その二人に任せれば安心だよね」
「プレッシャーだけど精一杯頑張る! 頑張ります!」
「まあカシミヤちゃんに任せて私はリラックスして頑張ろうと思うよ~」
「ウールーらしくて助かるよ、それぐらいの気持ちでいてくれた方がこっちも気が楽だからね」
「リボン、リングさん私、絶対すごい服を完成させるから
うん楽しみにしてるねカシミアちゃん」
「私は今回こそお姉様々を超えた服を作ってみせるよ」
「その意気だよカシミヤちゃん、まだまだカシミアちゃんに負けるわけにはいかないけどね~」
「むむ……! 絶対負けないからお姉様!」
「二人は姉妹だけど洋服作りじゃライバル関係だもんね頑張って」
「私もお手伝いするから頑張ろうカシミアちゃん」
「ありがとうリボンが一緒なら心強いよ」
「それにしてもどうして私たちに急に洋服作りなんて依頼してきたのリボン? それもこのゲーム一番の初めてのオリジナルの洋服なんて……」
「お姉ちゃんと話し合ってせっかくなら友達の二人に頼んで思い出にしたいなって」
「そっかならなおさら頑張らないとね!」
「後はお姉ちゃんが二人に頼んだら安く済むんじゃないかなーって言ってた言ってよ」
「リボンそういうことは言わなくていいんだよ?」
「そっかごめんねお姉ちゃん」
「相変わらずだねリボン」