VRゲームで初めて友達ができました。
リボンとバディはお姉ちゃんの元に帰るべく森の中を後戻りしていた
「さっき自分のことヒーローって言ってたけど本当なの?」
「本当よ! といいたいところだけど今のところは自称ヒーローってところね……」
「自称?」
「前にお姉ちゃんに言われたのよヒーローは自分で名乗るものじゃなくてみんなにヒーローって呼ばれるようになるものだって、私はまだまだみんなヒーローって呼ばれることは少ないからまだ自称ってわけ」
「へーでもヒーローだなんてすごいよ!どうしてヒーローになろうと思ったの!?」
「そんなのもちろん格好いいからよ!」
「それだけ?」
「それだけよ!」
「格好いいからかぁでもいいな~私そういう自分がなりたい夢とか目標とかないから」
「ふーん本当何もないの、こうなりたいああなりたいとか何でもいいと思うわよ」
「うーんそうだなぁ私ねお姉ちゃんみたいになりたいんだ」
「お姉ちゃん?」
「うんお姉ちゃんは私の憧れなの!勉強もスポーツもできて綺麗で優しくてすっごくかっこいいんだよ!」
「へーそんなにすごい人なら会ってみたいわね」
「今向かってる場所にお姉ちゃんまってるからついたら紹介してあげるよ」
二人はリングが待つ場所へと急いだ