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リボン&リングVSバディ&プレゼン4

「これでようやく本当に一騎打ちねリボン!」


「そうだねバディちゃん……!」


プレゼンとリングがゲームオーバーになったので前衛職のバディとリボンの戦いで勝敗が決まることとなった。


「なんで私がこんなに元気そうなのかって不思議そうね、答えはこれよ!」


「あっプレゼンさんのプレゼントボックス!」


バディの手に握られていたのは小さなプレゼントボックスだった。


「プレゼンさんがね言ってたの自分は作戦をたてるのは得意だけど実際に戦うのはそんなに得意じゃないから前衛職の私が万が一先にやられてしまったら絶対に負けるって」


「だからバディちゃんが絶対にやられないようにしてたんだね……」


「そういうことプレゼンさんは半分くらいの魔力をあらかじめのプレゼントボックスにこめてくれていてこれを使えば体力も魔力もそこそこ回復、それにさっきの目に見えないほど早い攻撃見たでしょ?確実に後衛職のリングお姉さんの方にトドメさせれるように一回限りものすごいスピードで動けるようにもなってるのよ!さすがプレゼンさんねアイテム屋の店長さんなだけあるわ。」


「でもこれで1対1だよね、お姉ちゃんのためにも私負けない!」


「そうでなくっちゃ面白くないわ!望むところよ!」


二人がお互い剣を構えて空気がぴりっとひりついた。


バディが例のごとく風を背中側に噴射させて一気にリボンとの距離をつめようとする


「如意棒剣!」


「よっと!」


如意棒剣リボンの白刀の能力で孫悟空の如意棒のように白刀を自由自在に伸ばすことができる。バディが突っ込んでくる瞬間を狙って如意棒剣をぶつけようとしたがバディは横に風魔法を打ち出して寸前のところでかわしたかに見えたが……


「ふん!」


「がはっ……!」


そこまで読んでいたリボンが如意棒剣で刀を伸ばしたままバディを凪払った。お腹に如意棒剣のクリーンヒットを食らったバディはゴロゴロと転がったあの痛みで体勢を立て直せないでいた。


「よし!これが最後のチャンス!」


リボンが優先のように見えるが今までの戦いでリボンはかなり体力魔力どっちも消費している、方やバディは如意棒剣以外は今までの戦闘とダメージらしいダメージを受けていないし何よりプレゼンのプレゼントボックスって回復もしている。ここで決着をつけないと確実にリボンの負けなのだ、リボンは必死だった。

残りの全ての魔力を白刀に込めたリボンは如意棒剣で上空へと高く高く舞い上がる。バディはリボンが攻撃してくる気配に気づいてはいるがまだ痛みで動きたくても動けない状態だ。


「奥義流星剣!」


天高く飛んだ後にそのまま流星の如く舞い降り敵を討つ今のリボンが放てる最大の奥義をくりだした。バディがようやく立ち上がる


「望むところよリボン!」


二本のククリナイフを合体させて高速回転させながら自身もろとも突っ込む奥義、ネオサイクロンで迎えうつ二人の奥義は互角で強い爆発エネルギーとなって二人と二人の武器を砕け散らせた。


「ひゅーー!ズドン!」


上空で奥義をぶつけ合わせたあとお互いの奥義の爆発に巻き込まれながら二人は地面に落下した。


ボロボロの状態になったリボンとバディだが辛うじてまだゲームオーバーにはなっていない、このゲームでは即死レベルの攻撃を受けた場合以外ヒットポイントが1残る使用なのだ


「ここまできて絶対負けない……!」


歯を食いしばり無理やりたったバディはまだ倒れてるリボンに武器なし魔法なしのただの拳で勝とうとする。


リボンはバディほど戦闘経験もないし、初めての瀕死の身体の動かしづらさにのた打ちまわりなかなか立つことができない。


「ごめん……お姉ちゃん……!」


目をつぶって負けを覚悟したリボン……バディが目の前まで迫ろうとしたその時急に床に一枚の雑巾が現れその雑巾を踏んづけてバディはリボンの近くにこけた


「あいたーー!?」


「え!?」


実はリングはやられる前に式紙雑巾というトラップ魔法をしかけておいておりそれにひっかかったバディは転んでしまったのだ


「いたた……な、なに?」


一瞬戸惑ったリボンだがチャンスを逃すまいとバディの頭をコツンと叩いた


「えーい!」


「いった!?ぐえ~!やられた~!」


バディはそのまま倒れて戦闘不能となった。


「勝者リボン&リングチーム!!おめでとうございます!」


修練場の上空にリボンとリングWINの文字が大きく映し出されてようやく短いようで長い試合が終わった。

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