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VRの世界で好きなことを
親友にVRゲームを進められた私は家に帰って早速プレーを始めていた。
「ここがVRの世界…へー綺麗なところ」
現実だと絶対有り得ないような息をのむ世界に私は見惚れていた。
私が始まりの町として選んだのは森社の町という町、大自然豊かな森の中にお寺や神社が点在する風情溢れる町だ。
そこのお茶屋さんで抹茶と和菓子と嗜みながら街の景色を眺めた。
「ふぅ良いお茶とお菓子でした」
私は美味しいお茶とお菓子をペロリと平らげた
「それにしても風情があってよい町だな」
私の祖父母が住んでいる町もお寺や神社があるところで私はそこへいくのが大好きだ、だからこの町にいるとそのことを思い出してなんだかほっとする。
おじいちゃんとおばあちゃん、お父さんにお母さんそれに結家族みんなに囲まれているような気持ちになれるのだ、帰るべき場所に帰ってきた感じというかとにかくそんな感じ