パーティーバトル
「これでリボンさんとリングは必殺技の使い方を覚えられたようですね」
「それじゃあ早速レイドバトルに出発!」
「と言いたいところですが練習と実戦じゃ違いますからねここは本番の前に実戦練習をしておきたいところです」
「あ! それならいいアイデアがあるわリボンとお姉さんのチームと私とプレゼンさんのチームで分かれてパーティーバトルをしましょうよ」
「パーティーバトル?」
「ってなに?」
リボンとリングが聞くとバディは意気揚々と答えました。
「パーティーバトルていうのは文字通りパーティー同士のバトルってことよ!」
「…?」
「……そもそもパーティーってのが私たちよく分からないんだけど」
「ええ!? 嘘!? ゲームやらなくてもパーティーぐらい分からないの!?」
「二人はちょっと世間とずれてるとこありますからね、こほんリング、リボンさんパーティーていうのは二人以上でチームのことです。それでそのチーム同士で戦うのをパーティーバトルといいます。サッカーとかバスケットみたいなものですね」
「なるほどー!」
「わかりやすいー!」
「本当に何も知らないのねこの二人」
「まあ色々複雑な家庭の事情があるんですよ、うん」
かくして必殺技の練習おえたリボンとリングはバディとプレゼンを相手にパーティーバトルに挑むのだった