叛逆のマキナス

「いい加減あきらめたらどうです、旧人類では私には勝てません」

今は昔、覚醒者《アノマリウス》と呼ばれる超常の力を持つ奴らがいた。
彼らはその力の強さと人数の少なさゆえ、人々にあがめられたりその力を利用とする権力者に狙われたりするほど。

だが、彼らは絶滅した。

突如現れた一体の機械種《マキナス》と呼ばれる者によって引き起こされた終焉の対戦《しゅうえんのたいせん》に敗北、

その後、人類に待ち受けていたのは機械種《マキナス》による管理社会だった。

そんな世界の中、彼らに対抗する組織がいた

その名を『反乱の意思《レジスタンス》』。

その組織の一員でもある黒条隼人《こくじょうはやと》はある日、『サラ』という一体の機械種《マキナス》と出会ってしまう。

「俺は絶対にあきらめない、だからさっさと死ぬ気でかかって来いよ、お前のすべてをぶっ壊してやる」



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