表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

ジャンク漁ってたらまさかの異世界転移

初投稿作品です。よろしくお願いします

時は宇宙世紀20xx年、人類が宇宙に進出し、幾度の大戦を経験し平和な時代になり日々を過ごしていた。そして、そんな時代の宇宙に2人の人間が宇宙船に乗り航海をしていた。

「そろそろあてもなくジャンクを求めて三日になりますかね」

青年が宇宙船のコックピットの50代の男性に声をかける。

「そうだなー、この辺りなら廃船の一隻でも流れてきていてもいいと思うんだがなぁ」

と男性は返す。この二人は大戦の遺産である戦艦や宇宙船の残骸を求めているいわゆるジャンク屋である。青年の名前は梅森翼、現在は叔父であるジャックの手伝いできている。そして、宇宙船を操縦しているのが翼の叔父であるジャック、数年前に事故で両親をなくした翼の保護者でもある。

「ん、1時の方向に何かありますよ。」

「お、本当だ行ってみるか。」


そこには艦橋部分が大破した大型の戦艦が漂流していた。損傷が激しく船体はくの字に曲がっている。

「よし、お宝探しに行くか」

「いいものがあるといいですね」

と二人は別々にジャンクという名のお宝を求めて戦艦の残骸の中を捜索し始めた。

 もともと軍のものであったため結構な量の銃器弾薬がある。しかし、これを持っていることが連邦警察ににバレると結構な罪に問われる。だが、銃器の動力源として使用されている”エナジウム”という半永久的にエネルギーを放出し続ける物質がなかなかのいい値で取引されるためにこういったことがいたるところで行われているのが現状である。


「お、ここは工作室か。ちょっと古いがNCフライスに卓上ボール盤、3Dプリンターか、宝の山じゃないか。」

と見つけたお宝を前に目を輝かせる。それぞれを乗ってきた宇宙船に積み込んでいく。

「おーい、ちょっと来てくれ。」

とジャックから声がかかる。

「何かありました?」

「見てびっくりするなよ。」

と少し広い空間に連れて行かれるそこには8mほどの人型機動兵器が鎮座していた。機体に傷はほとんどなく良好な状態であることがうかがえる。

「すごいじゃないですか、こんなに状態のいいアーマードスーツ滅多にないですよ。」

と興奮気味の翼。武装解除された軍払い下げのASはなかなかの値段で取引されている。

「軍学校行ってるお前ならこいつ操縦できるよな。こいつを乗ってきた宇宙船に載せといてくれ。」

「了解」


ASの発見によって積み込みなどの作業効率がグンと上がり、廃船艦ないのジャンクをどんどん載せていく。小さいものは士官用の拳銃型ビーム銃、大きいものは対空荷電粒子砲までとにかく使えそうなものは片っ端から乗ってきた宇宙船に載せていった。


 あらかたの積み込み作業が終わった頃に叔父であるジャックがなにやら古ぼけたシングルベットほどの装置を宇宙船に取り付けるように言ってきた。

「これはなんです?」

「これか?、これは昔に研究されていた緊急転移装置だ。船になんらかの異常事態が発生した時に脱出するための装置だよ。これで飛べるところまで飛べば船の推進剤の節約にもなるしいいかなと思ってな。」

「本当に大丈夫ですか?」

「大丈夫だと思うぞ、多分!」

「多分て叔父さん、どうなっても知りませんよ。」


装置の取り付けが完了していざ出発の時。船にはたくさんのジャンクが積まれているためASの搭載スペースがないためASは船の外壁に掴まるかたちでの発進っとなった。


「さあ、出発するぞ。準備はいいか?」

『いいですよ、いつでもいけますよ。』

翼は万一の時のためにASのコックピットに搭乗していた。


「では、出発!」

ジャックの掛け声とともに一隻の宇宙船とASは亜空間へと吸い込まれていった。





ーーーーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーー


そして、亜空間から出た先は緑豊かな平野だった。そして、目の前には人を襲うASと同じくらいのサイズの黒い中世の鎧がいた。

『マズイですよ、どうします!』

「黒いやつからは宇宙連邦軍の識別信号は出ていないし、何より襲われている人たちを助けるのが先だ、撃破しろ!」

『了解!』

 翼はASの左腕についている副兵装のガトリングで黒い鎧に向かって20mm弾を浴びせた。すると黒い鎧はあっという間に蜂の巣になり崩れ落ちた。


黒い鎧が沈黙したのを確認した翼は襲われていた人たちを再びみると自分の乗るASを唖然とした表情で見上げていたのであった。


『みなさん大丈夫でしたか?』

と翼は外部スピーカーで外の人に話しかける。


「あ、あぁ、おかげで助かった。ところで貴君はどこの国の騎士か!」

と襲われていた人たちの中で一番装飾の多い服装の男性が聞いてきた。

『あぁ、ええと、ただのジャンク屋です、、、』

翼は少し焦っていた。士官学校の学生が武装した軍用ASに無許可で乗っているのだ。バレたら即退学、最悪刑務所行きだ。

「とりあえず、お礼がしたい。降りてきてはくれぬか?」

『、、、わかりました。』


これが未だに自分たちが異世界に飛ばされたと理解していない翼たちと異世界住民とのファーストコンタクトとなった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ