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憎しみに駆られし元最弱  作者: イレブン☆セブン
第一章 ~始まった物語~
8/10

僕?終了です。

それでは、どうぞです。


 ×××××by 燈夜××××××××××××××××××××××××××




 気付くと僕はどこなのか分からない広い講堂のようなところに立っていた。

 そして僕の周りには、僕と同じように、あのとき召喚されたであろう生徒達が戸惑いの表情で立ち竦んでいる。僕もどうすればいいのか分からず、とりあえず真奈美ちゃんを探そうと思った、そのときーー



ーースキル『ステータス解析』が付与されましたーー


ーーという声が僕の頭の中に響いた


(この声って、確か称号をもらったときも聞いた声だ……あー、そういえば女神様にこの声の事聞けれなかったなぁ。ていうか、あれ絶対面倒くさくなって無理矢理こっちに飛ばしたよね……)


 と、そこまで考えて僕はあることに気づいた。


(あれ? でもさっき『付与されました』って言ったよね……?)


 僕は、誰かにこんなものを付けられた覚えはない。というより元の世界ではスキルなんてものはあるはずがないのだから、必然的にこれを僕につけたのは……


(女神様が言ってた贈り物……だよね……。)


 僕はこのとき女神様がやったのだろうと確信した。だってこんなこと出来るのあの人ぐらいだもん。


(……はぁ、考えたって仕方ない。とりあえず……使ってみようかな)


 僕は考えることをやめて、とりあえずスキルを使ってみることにした。


(名前からしてみるに危ないものではないんだろうけど、やっぱり少し不安だなぁ)


 と思いつつも、『ステータス解析』を自分に使ってみた。すると



▶ステータス◀


名前:向坂燈夜


level:1

称号

『可能性を秘めし者』


体力:100

筋力:30

防御:20

魔力:10

頭脳:50

俊敏:20


スキル

『ステータス解析』


発動中

『ステータス解析』


 こんな感じだった。


(う~ん……僕だけじゃ、凄いのか凄くないのか分からないなぁ。 でも、危ないスキルではないって事は分かったぞ)


 と言うことで早速、僕の前にいた人に使って見ることにした。そこで見たのはーー



▶ステータス◀


名前:小宮正司


level:1

称号

『武道で舞う者』


体力:510

筋力:350

防御:300

魔力:120

頭脳:20

俊敏:250


スキル

 なし


発動中

 なし



ーーという驚きの数値だった。


(高っ! 頭脳以外僕の何倍も高いじゃないか!……いや、待て待て、確か小宮君は空手で全国大会に出る程の猛者じゃないか……うん、そうだ。つまりこれは仕方ない結果なのだよ……)


 そこで僕はある生徒に気づいた。


 その生徒の名前は『山口浩平』

 そんな山口君には、僕とある似たところがある。


(たしか、山口君はどんなことをやっても中の中である僕とは違い、どんなことをやっても中の下である人、つまり僕の下位互換だ。ということは僕より総じてステータスが低いはず……)


 そんな失礼なことを考えながら僕は山口君のステータスを解析する。


 そして、僕はそのステータスを見て衝撃を受けることになる。そこに書かれていた山口君のステータスは……


▶ステータス◀


名前:山口浩平


level:1

称号

『神魔力が宿りし者』


体力:480

筋力:250

防御:250

魔力:1200

頭脳:60

俊敏:100


スキル

 なし


発動中

 なし



 ……僕にとって、とても残酷で無情なものだった。


(あっれぇ~? 何あれ何なの? もう意味分かんないよ……もしかして、総合的に見たら小宮君よりも強いんじゃない?)


 その後、周りにいるたくさんの生徒にスキルを使ってみたが、僕よりステータスが低かった人は1人もいなかった。


(……ということは、元の世界の体には依存しないってことだよね……つまり、現状では僕が一番弱いってこと……しかも、ダントツで……)


 このとき、とても女神様を恨んだ僕だったが、女神様は別に悪くないってことは分かっていたので、すぐに恨むことを止めた。


 そしてそれと同時に、僕はあることに気づいた。


(スキルを持っている人が……誰もいない……僕だけが、今持っている……)


 僕だけがスキルを持っているということで、少しだけ優越感に浸った僕、しかしそれは一瞬で崩される。



「お待たせして申し訳ありません。勇者様方。私グラーク王国第一王女メルリア=シュラルラークと申します」



 突然、前にあった大きな扉から入ってきた水色ロングヘアのメルリアさんとやら。

 未だスキル発動中だった僕はここであるものを見てしまった。



▶ステータス◀


名前:メルリア=シュラルラーク


level:76

称号

『戦姫』


体力:5600

筋力:4850

防御:3600

魔力:7020

頭脳:6000

俊敏:3080


スキル

『瞬足』『治癒上昇』『捨て身』『威圧』『筋力増大』『剣戟投切』『水魔法』『土魔法』『壁走』『剣術』『不切両断』『上流気品』『直感』『超跳躍』『破岩』『忍び足』


発動中

『上流気品』




 はい、僕終了のお知らせです。








 このまま書くと切りが悪くなりそうなので、少し短めです。すんません。


 えーっと、ここでステータスについて簡単に説明します。


体力:命の量です。0になると死にます

筋力:力の大きさを表します

防御:防御力の高さを表します

魔力:魔力をどれだけ保有しているかを表します

頭脳:頭の良さを表します。これに比例して集中   力・頭の回転の速さが増減します

俊敏:足の速さや、反射の良さを表します 


 こんな感じですかね。

 あともうひとつ、現在テスト習慣なので少しの間投稿できないです。

 ……だいたい一週間と少しくらい経てば再開しますです。


 長くなってすみません。


 感想良ければ下さいです。

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