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憎しみに駆られし元最弱  作者: イレブン☆セブン
第一章 ~始まった物語~
5/10

暗い部屋?慣れそうにないよ

ユニーク1000越えました!


これからも頑張って書いていこうと思いますのでよろしくお願いします!


 小屋の扉が閉まり、真っ暗な部屋の中に閉じ込められてから数十分の時がたった今、燈夜はその部屋の中を歩いていた。


(怖いよぉ、ここ何なの本当、ていうかこの小屋どう考えても広さおかしくない!?)


 確かに外から見た小屋の大きさは、せいぜい10坪から15坪程のサイズだ。しかし燈夜はこの小屋の中を、かれこれ5分以上も真っ直ぐに歩いている。燈夜がおかしいと感じるのは当然のことだ。


(まぁ、考えても仕方ないよね。)


 しかし、以外とすぐに考えることをやめる燈夜であった。




 ××××××××××××××××××××××××××××××××××







(ああぁぁ~、もうやだぁ~、足痛い体ダルい喉渇いたぁ~)


 燈夜が小屋に閉じ込められてから約2時間、燈夜は未だに歩いていた。しかし、先程のようにへっぴり腰でビクビクした様子ではなく、前かがみで、両手をダランと前へ垂らしている状態でだ。暗闇の中を歩くという恐怖は1時間ほど前に忘れてしまったらしい。確かに何かあるかもしれないと思って警戒していても、結局1時間以上何もなかったら逆にだらけてしまうだろう。


「真奈美ちゃん大丈夫かなぁ?無事ならいいけど」


 ついに心の中ではなく声に出して独り言を言い出した燈夜。しかし、皆さんお気付きだろうか、アニメや小説ではこういう時にこそ悲劇が起こるものなのだ。




  ーーーーガチッーーーーーー



「……え?」


 燈夜が感じたのは足の裏で何かを踏んだ感覚とそのすぐ後に自分に襲いかかってきた浮遊感。つまり……



「うわぁぁぁぁぁあああ!!!」



 油断しきっていた燈夜に降りかかった悲劇、それは何かを踏んで落ちるというテンプレ極まりないものだった。





 ××××××××××××××××××××××××××××××××××






「いったぁ……グスン……もう、……ほんと何なんだよ。そろそろ泣いちゃうぞ……」


 と言いつつもすでに半泣き状態な燈夜。彼が謎の穴に落ちてたどり着いた所は……ーー


「また……真っ暗だよ…………」


ーーまたしても真っ暗闇な場所だった


「……ううっ、……うぅぅぅぅ!」


 燈夜が半泣きからついに本泣きになりかけた、その瞬間にいきなり光が部屋全体を照らした。


「うわ!眩しぃ~……………………………………え?」


 突然の光に目を眩ませた燈夜だったが、すぐにそれにも慣れ、目の前に広がる光景を見た燈夜は驚いた。 何故ならその光景は燈夜がいた世界ではとうてい有り得ないことばかりだったからだ。


 まず、燈夜はレッドカーペットの上にいる。そしてそのレッドカーペットを左右から挟むように手にラッパを持った、たくさんの子供達が並んでいる。いや、そこはおかしくない。おかしいのはーー


「なんで飛んでるんだ……」


そう、飛んでいるのだ。そしてその子供達の背中には小さな白い羽と頭の上に浮いている光の輪。見た目はタラコのCMでお馴染みのキュ○ピーちゃんのようだ。


 そしてそのレッドカーペットの先には10段くらいの階段があり、階段を登った先には真っ白なローブを纏った金髪の女性が立っていた。その金髪は腰まで届き、少しだけウェーブがかかっている。顔はこの世の美という美をすべて集たかのような程美しい。そして、燈夜と目があった女性はにっこりと微笑み手をパンパンと二回叩いた、次の瞬間ーー


ーーパンパカパーン、パンパンパンパンパカパーンーー


 と、ファンファーレが鳴り響いた。


「うぇあ!?」


 と、燈夜の情けない悲鳴もファンファーレと同時に鳴り響いた。


 そして、その悲鳴に少し申し訳なさそうに眉をひそめた女性は初めて口を開きこう言った。


「驚かせてすいません、そして、ようこそおいでくださいました。勇者様」






うーん、なかなか先に進めない……


次は少し話を進めたいです。頑張ります。



感想良ければ下さいです。

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