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憎しみに駆られし元最弱  作者: イレブン☆セブン
第一章 ~始まった物語~
3/10

召喚?そんなバカな

ここにきて謝らないといけないことがあります……


 前回の後書きに、一人称で語るって書いたんですけど、一人称ではいいように出来なかったり分かりにくかったりしたところがあったので、神視点的な感じで書こうと思います。私の力不足で皆様に迷惑をかけ本当にすみません!orz

 その日の昼休み。


 燈夜は、真奈美と一緒に昼食を食べるために、自分の教室で真奈美が来るのを待っている。


 燈夜は、料理が得意でいつも手作りの弁当を持って来るが、真奈美は料理が出来ないので必然的に、売店で売っているものを買ってくることになる。お腹がとても減っている燈夜だったが、その弁当の蓋を開けるなんてことは絶対にやらない。

 真奈美が弁当を買ってくるまでに、もし勝手に食べてしまおうものなら、あの強烈なパンチが飛んで来るということを、燈夜は誰よりも知っているからだ。


(お腹減ったなぁ……いつも遅いとは思うけど、今日は一段と遅いなぁ……)


 燈夜が心の中でそう愚痴った瞬間に、教室の扉が勢い良く開いた。


「ヤッフゥーーイ! 真奈美ちゃん登場だよっ!」


「真奈美ちゃん遅いよぉ~」


「いやぁ、ごめんねぇ、今日すっごくたくさん人が買いに来ていてさぁ、てこずっちゃったんだよ」



 絶対謝る気ないでしょと思う燈夜だったが、理由を聞いて納得した。


「そっかぁ、なら仕方ないね」


「うん! 仕方ない仕方ない! さぁ早く食べましょ!」


 そう言ってその辺にある椅子を適当に持ってきて弁当を食べ始める真奈美。燈夜も、それに習って食べようとしたが、その横から突然聞き覚えのある声がした。


「おいゴミクズ、コンビニでコーラ買ってこいよ」


 そこにいたのは、九々龍、東郷、九条のいじめっ子三人トリオ。さっき燈夜に命令したのは、九々龍の取り巻きの一人である東郷だ。

 燈夜としては、真奈美がそばにいるときぐらいは、その行動を控えるだろうと思っていたが、彼らには関係なかったようだ。


「え?……僕? な、なんで僕なの?」


「うるせぇよ! ゴミクズはゴミクズらしく俺たちの命令を素直に聞きやがれ!」

 



「ちょっと待ちなさいよ!」



「ああん?」


 ……まぁ、いきなりこんな理不尽な命令をされ、しかもその被害を受けているのが自分の彼氏だったら誰でも怒こるだろう。それが真奈美ならなおさらのことだ。


「あんたら、また燈夜をイジメてるわけ!? いい加減やめなさいよ!」


「……ちっ、またお前か! いつもいつもこれからってときに出て来やがって!」



 2人で言い争いを始めだした真奈美と東郷。

 そんなとき、燈夜は見た。何かを考えるように真奈美のことを見つめている九々龍の姿を。

 燈夜は、その九々龍の目を見たとき背中に何か冷たいものが走ったような気がした。その理由を考えようと思ったがーーそれは突然起こった。



ーー教室の床には魔法陣のような幾何学模様が浮かび上がり、その魔法陣からは目が眩むほどの色とりどりの光が発光している。




「うわっ!」


「な、なによこれ!?」



 さっきまで喧嘩をしていた東郷と真奈美が驚きの声を発し、教室のあちこちからも同じように動揺しているような声がたくさん上がってきていた。


(こ、これはもしやっ! 異世界召かーー……)


 燈夜が、正解を言い当てそうになったところで、燈夜の視界全てが、白一色に塗りつぶされた。


 







 燈夜がついさっきまで九々龍に感じていた違和感は、燈夜の頭の中から完全に吹き飛んでいたのだった。




 やっぱりプロット作らないとやっていけそうにないので、少しの間プロット作りに専念しようと思います。


 プロット作りに時間掛かりそうなので、次回は2週間以内に投稿します。


 感想や、批判でも喜んで受けます。

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