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2年間‥
留年が決まった時は悩んだ。
今時,高校位出とかないと‥
バカ校出ても何の自慢にもならねぇかも知れない‥ヤメちまうか‥
「続けたいなら続けなさい。一年位余分になら面倒みてあげるから。」
散々悩んだ末に卒業だけはしようと続ける事に決めた。
1コ下の奴らに混じり孤立した。
「せんぱ~い。」
ナメた口を利く奴を次々とブッちめていく度に益々孤立していく‥
死んだ様に何の思い出のない2年間だった。
あと少し‥
美樹一緒になるのと,卒業して車を乗り回してみたいのを楽しみに大人しく通っていた。