処刑台の危機
ミツルが不気味に笑う。「確かに君は強い。でも、エルフ共を守りながら戦えるかな?」
剣を振り下ろすと、巨大な衝撃波が処刑台に向けて放たれる。
「助けて!」処刑台にいたエルフの村人たちがパニックに陥る。
「カズマ!」子供たちの声が聞こえる。
「みんな!【転移】!」
カズマは瞬間移動で処刑台に現れ、エルフの村人たちを安全な場所に転移させる。間一髪で衝撃波が処刑台を粉砕した。
「ありがとう、カズマ」村長が涙を流す。
「話は後です。今は離れていてください!」
カズマが村人たちをさらに遠くに避難させる。
「よし、いくぞ!」
セルヴァンが風を纏いながら戦場に現れる。【疾風召喚】により、時速200キロメートルの風がリュウヤを吹き飛ばした。
「面白い戦いじゃないか。久しぶりに血が騒ぐ」
続いてアクエリアが優雅に現れ、【浄化の水流】でカズマとリーフィアの傷を癒す。清らかな水が二人を包み、疲労が和らいでいく。
「この戦い、必ず勝ちましょう」
最後にイグニスが爆炎と共に登場した。「オレの炎で全部燃やし尽くしてやる!」
【紅蓮爆炎】が戦場を包み込み、召喚者たちを炎の海に飲み込む。しかし、ミツルは【絶対正義】を発動し、炎をかき消した。
「君たちの邪悪な魔法など、正義の前には無力だ!」
魔族女王の参戦
戦場に禍々しい魔力が満ちた。魔族女王ダークネス・ヴェルザが現れたのだ。
「私の出番だな」
ヴェルザが優雅に前に出る。彼女の魔力は桁違いだった。
「貴様ら、よくも我が民を」
「ヴェルザ!」カズマが安堵の表情を見せる。
舐めてかかる二人
ヴェルザは変貌した二人の召喚者に視線を向けた。「貴様ら…覚えておるだろうな」
ナギサ(半魚人の姿)がケラケラと笑った。「なんだギョ、またあの雑魚女王が来たギョ。懲りないギョねえ」
リュウヤ(ガマガエル人間の姿)も余裕綽々で応える。「何度やったって同じだゲコ! お前なんかボコボコにしてやるゲコ!」
「ギャハハハ!魔族の女王様がビビって震えてるギョ!」ナギサが指差して嘲笑する。
「そうゲコそうゲコ!今度こそお前の首を取ってやるゲコ!魔族なんて全員殺してやるゲコ!」リュウヤが下品に舌なめずりする。
ヴェルザの表情が氷のように冷たくなった。「愚か者どもが…」
「【暗黒束縛】」
闇の触手が瞬時にリュウヤを捕らえた。
「なんだこりゃ!離しやがれゲコ!」リュウヤが必死に暴れるが、触手はびくともしない。
「え?なんで動けないゲコ?」
ナギサも慌てて攻撃を仕掛けようとするが、ヴェルザは指一本動かすだけで彼を宙に浮かせ、壁に叩きつけた。
「ぐはあああギョ!」
「これが…貴様らの実力か?」ヴェルザが冷笑する。「笑わせるな」
「【魔力吸収】」
ヴェルザがリュウヤのスキル効果を強制的に吸い取っていく。【不死身の肉体】や【狂戦士の血】の効果が急速に弱まる。
「そんな!俺の力がゲコ…」
「元から借り物の力でしょう?本当の実力を見せてもらうわ」
「【暗黒魔法・苦痛増幅】」
突然、二人の全身に激痛が走った。
「ぎゃああああああああ!なんだこの痛みギョ!」
「うがああああああ!体が裂けるように痛いゲコ!」
「これはまだ序の口よ。【暗黒縛鎖】」
黒い鎖が二人の手足に巻きつき、完全に身動きを封じる。
「【暗黒魔法・骨砕きの重圧】」
見えない重力が二人を押し潰し始めた。骨がきしむ音が響く。
「ごぼぼぼぼ!息が…息ができないギョ!」
「げぼおおおお!骨が折れるゲコ!助けてゲコ!」
徹底的な報復
「まだまだよ。【暗黒魔法・神経灼熱】」
二人の神経を直接焼く魔法が発動。全身の神経が火で焼かれるような激痛が襲う。
「ぎゃあああああああああああ!」
「うぎゃああああああああああ!」
二人は泡を吹いて痙攣し始める。
「【暗黒魔法・恐怖支配】」
今度は精神攻撃。二人の心に絶対的な恐怖を植え付ける。
「ひいいいい!怖いギョ!怖いギョ!」ナギサが子供のように泣き叫ぶ。
「やめてゲコ!もう嫌ゲコ!許してゲコ!」リュウヤも涙と鼻水でぐちゃぐちゃになる。
「【暗黒魔法・絶望の幻影】」
二人の前に、彼らが虐殺した魔族たちの幻影が現れた。
「なんでボクたちを殺したの?」魔族の子供の霊が問いかける。
「お母さんを返して…」別の子供が泣いている。
「お父さんはどこ?なんで帰ってこないの?」
「ひいいいいギョ!やめてギョ!もう見たくないギョ!」
「ごめんなさいゲコ!もうしないゲコ!幻を消してゲコ!」
「【暗黒魔法・内臓圧迫】」
二人の内臓が握り潰されるような圧力を受け始める。
「おぼぼぼぼ!内臓が…内臓がギョ!」
「げぼおおお!吐きそうゲコ!」
実際に二人は血混じりの胃液を吐き出した。
「【暗黒魔法・関節破砕】」
関節という関節に激痛が走り、二人は人形のようにガクガクと震える。
「腕が!足がああああギョ!」
「動かないゲコ!体が言うこと聞かないゲコ!」
「【暗黒魔法・感覚剥奪】」
今度は五感を奪い始めた。視覚、聴覚、触覚が次々と失われていく。
「何も見えないギョ!何も聞こえないギョ!」
「真っ暗ゲコ!怖いゲコ!一人にしないでゲコ!」




