街での虐殺
食堂を完全に破壊した二人は、街に飛び出した。
「結構な人数がいるな」リュウヤが街を見渡す。
「殺しがいがあるわね」ナギサが邪悪に微笑む。
街の魔族たちは食堂からの悲鳴と破壊音に気づき、恐る恐る様子を見に来ていた。
「あ、あれは……人間?」
「なぜここに……」
「食堂で何が……」
リュウヤは【狂戦士の血】を発動。全身に赤いオーラが纏わりつき、戦闘能力が飛躍的に向上する。
「みんな逃げろ!」
「人間が襲ってきた!」
魔族たちが蜘蛛の子を散らすように逃げ始めるが、リュウヤの速度は異常だった。瞬く間に逃走する魔族に追いつき、後ろから襲いかかる。
「うわああああ!」
魔族の商人が倒れ、商品が散乱する。リュウヤはその上を踏み荒らしながら次の獲物を探す。
ナギサは【民衆の盾】のスキルを悪用し、周囲の魔族から生命力を吸い取る。スキル本来の目的とは真逆の使い方だった。
「苦しい……体が……」
「力が抜けていく……」
魔族たちがよろめきながら倒れていく。ナギサはその様子を見て陶酔した表情を浮かべる。
「ああ、この感覚……やっぱり私は特別なのね」
若い魔族の女性が子供を抱えて逃げようとする。リュウヤがその前に立ちはだかった。
「どこ行くんだ?」
「お願い……この子だけは……」
「子供も魔族は魔族だろ」
リュウヤの拳が母親を貫く。子供が地面に落ち、泣き叫ぶ。
「ママー!ママー!」
ナギサが近づく。「泣かないで。すぐにママのところに行かせてあげる」
光の剣が振り下ろされる。
街のあちこちから悲鳴が響く。二人は完全に理性を失い、殺戮に酔いしれていた。
魔族兵の登場
街の混乱を受けて、ついに魔族の兵士たちが現れた。
「何事だ!」
「街で虐殺が起きている!」
「敵は人間二人だ!」
魔族兵たちは統制の取れた動きで二人を包囲しようとする。彼らも魔法を使える熟練の戦士たちだった。
「おお、やっと本格的な戦いができるぜ」リュウヤが興奮する。
「そうね。雑魚ばかりじゃつまらなかったもの」ナギサも戦闘態勢を取る。
魔族兵の隊長が剣を抜く。「貴様ら!なぜ無関係な民を!」
「無関係?」ナギサが笑う。「魔族はすべて人類の敵よ。駆除されて当然」
「【火球術】!」魔族兵が火の玉を放つ。
リュウヤは【不死身の肉体】で正面から受け止める。服が燃えるが、肉体はすぐに再生する。
「効かねえよ!」
リュウヤが魔族兵に突進。【破壊衝動】で強化された拳が兵士の鎧を砕く。
「がああ!」
「隊長!」
他の兵士たちが一斉に攻撃を加えるが、ナギサが【英雄の演技】を発動。一瞬、兵士たちの動きが止まる。
「え……なぜ攻撃を……彼女は無垢な少女では……」
「違う!惑わされるな!」隊長が叫ぶが、遅かった。
ナギサの光の剣が混乱した兵士たちを次々と切り裂く。
「やったー!」ナギサが歓声を上げる。「私って強い!」
リュウヤも【殺戮の悦び】のスキルが発動し、殺すたびに能力が向上していく。
「もっとだ!もっと殺させろ!」
魔族兵たちは善戦するが、召喚者二人の異常な能力の前に次々と倒れていく。血まみれになった街に、さらに血が流れ続けた。
女王の登場
ついに、魔族女王ダークネス・ヴェルザが現れた。漆黒のドレスに身を包んだ威厳ある姿で、怒りを全身に纏っている。
「よくも……よくも我が民を!」
女王の魔力が爆発的に放出される。周囲の空気が震え、建物が軋む。
「おお、大物の登場だな」リュウヤが舌なめずりする。
「女王様ね。殺したら王国で英雄扱いされるわ」ナギサの目が輝く。
女王が魔法を発動しようとした瞬間、ナギサが素早く動いた。
「子供たちがいるわよ」
街の片隅で震えていた魔族の子供たちを人質に取る。ナギサの光の剣が子供の首筋に向けられる。
「やめろ!」女王が叫ぶ。
「やめてほしかったら、抵抗しないことね」ナギサが冷たく言い放つ。
女王は歯を食いしばる。「卑怯者……」
「卑怯?私たちは英雄よ。目的のためなら手段は選ばない」
リュウヤが女王に近づく。「しかし、綺麗な女だな。殺す前に楽しませてもらうか」
拳が女王の腹部に沈む。女王が呻き声を上げて膝をつく。
「女王様!」兵士たちが駆けつけようとするが、人質がいるため動けない。
「見てろよ、お前らの女王がどうなるか」リュウヤが邪悪に笑う。
【狂戦士の血】で強化された拳が女王を何度も打つ。女王は抵抗しようとするが、民を巻き込むわけにはいかない。
「うぐ……あああ……」
ナギサも加わる。「私も参加させて」
【光剣召喚】で作り出した剣の柄で女王を殴りつける。魔族の誇りを踏みにじるような屈辱的な攻撃だった。
「やめて……やめてください……」街の魔族たちが涙を流しながら懇願する。
しかし二人は止まらない。むしろその様子を見て興奮している。
「いい表情してるじゃねえか」リュウヤが女王の髪を掴んで顔を上げさせる。「絶望に歪んだ顔、最高だぜ」
「そうね。尊厳を奪われる瞬間って美しいわ」ナギサも同意する。
女王の美しいドレスは破れ、血で汚れていく。それでも彼女は民のために耐え続ける。
「こんなのを見せられて……」兵士の一人が拳を握りしめる。
「でも、子供たちが……」
「女王様がこんな目に遭うなんて……」
魔族たちは自分たちの無力さに絶望する。街のあちこちで啜り泣きが響いた。
リュウヤが女王を地面に押し倒す。「さあ、フィナーレの時間だ」
しかし、その瞬間だった。女王の意識が薄れていく。長時間の暴行で限界に達したのだ。
「つまんねえ」リュウヤが舌打ちする。「気を失いやがった」
「でも、十分楽しめたわ」ナギサが満足そうに微笑む。「久しぶりにストレス発散できた」
街は完全に破壊され、多くの魔族が命を落とした。生き残った者たちも深い絶望に沈んでいる。
二人は何事もなかったかのように立ち上がる。
「さて、王国に帰りましょうか」ナギサが提案する。
「ああ、報告すれば褒められるだろうな」リュウヤも同意する。




