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占い屋       【★】

 俺は給料が低い中年サラリーマン中谷だ。 


 俺は今、必ず当たると噂の占い屋に来ている。


 俺は信じていないが、同僚の山田がここの占い屋のお陰で運命の人と出会えたと言っていたのを耳にしたので面白半分で来てみた。


 建物は今にも潰れそうなくらいボロボロだった。


 「大丈夫かここ」


 少し不安だったが扉を開けて中に入った。


 中には椅子に座った老婆がいた。


 「あの、占ってもらっていいですか」


 「あんた1週間後に死ぬよ」


 「はっ?」


 「死にたくないならこの腕輪を買いなさい」


 「馬鹿にしてんのかババァ!」


 「死んでも知らないよ」


 「占いなんてやっぱり嘘だ」


 俺は家に帰った。 


 次の日。


 「おい山田!やっぱりあの占い屋インチキだぞ」


 俺は昨日あったことを山田に伝えた。


 「お前ガチで死ぬぞ。今からでもその腕輪買ってこい」


 「誰が買うかよ」


 俺はそれから占いなんて気にせず過ごしていた。


 そして1週間が経った。


 「やっぱり占いなんて嘘だな」


 グサッ


 中谷は背中が熱くなるのを感じ前に倒れる。


 中谷の背中には包丁が刺さっていた。


 倒れた中谷の後ろにあの老婆が立っている。 

 

 老婆が佐藤の背中に刺さった包丁を抜いてう言った。


 「だから言ったろ1週間後に死ぬと」


  END


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