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夏の午後

作者: てむ

一緒に食べたあの弁当



よく晴れていたね



車を止めたら



暑すぎたね



小さなスクランブル交差点を越えて買いに行ったお弁当屋さん



君の思い出の味がここにあると知ると



なんかとても嬉しかったよ



昔の君に学生時代に会えたなら



もしかしたら恋してるかもしれない



あの日は暑かったね



車内に戻って雑居ビルの駐車場で



全然景色も良くないあの駐車場で食べる弁当は



色んな味がした



ゆっくり君の家に行ってご飯食べたかったよ




まーこんな関係だから仕方ないか




でもあの日の事も




何にもかも全部



いい思い出になってるんだ



君からしたら




私なんて




別にどーでもいい人かもしれないし




思い出にも残ってなくてもいい




私は同じように君を愛したつもりだよ



君が好きで居てくれたように




私も精一杯返事した




たった一つだけ後悔してるとしたら




もっと愛情を表現したらよかった



ってこと



もっとお互いを尊重して



もっとお互いに仲良くなれるような




そんな時間が過ごせたらよかった




もっとゆっくりできたらよかったね



あの日何をしたらよかったんだろう




もっと家に行きたいって困らせるべきだったのか?




遠慮することも大切だったと思ってる




もし今度会うことができるのなら



家に行きたい




ゆっくりしたい




頭も撫でてもらいたい




はぁ




今となっては遠い昔の話なのか



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