卑しさを炙りだせ
寂しさに悶える夜がくるたびに心に空いた穴をなぞる
時には傷の上から切り込むように
時にはこぼれた涙をすりつけるように
広がった穴を持てあます
何もできない
時が過ぎるのを待っているのがただの自傷行為であったとしても
なぜなら、衝動を抑える術を私は知らない___
「おしえて。」
うまく息ができない
「どうすればいい?」
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