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スーパー美少女リルカちゃん  作者: 腹黒いアリス先輩
3/29

甘やかし上手のお嬢様

篠町ルルカのウワサ


テストで100点未満の点数を取ったことがないらしい。

ソライユ学園高校校舎。

あたしと雪乃は帰宅の準備をする。


「今日も頑張ったねー、雪乃」

「ほとんど寝てばかりじゃない」


今日は部活が休みなので、ルルカやエリオを誘えそうだ。

なので、先ずは小学校校舎でルルカを誘う。


「ルルカ、一緒に帰ろ♪」

「はい、お姉様」


続いて、中学校校舎のエリオ。


「やほ!」

「あ、お姉ちゃん」

「あら?エリオくんのお姉様ですか?」


エリオのそばに、クラスメイトらしき少女が。


「うん!篠町リルカだよ!リルカちゃんって呼んでほしいな♡」

「妹の篠町ルルカです」

「天野原雪乃、よろしくね」


それぞれ自己紹介を済ませる。


「あたくし、有栖川ありすがわレイナと申しますわ」


お嬢様らしい名前、お上品な話し方、この子は…


「せっかくなので、あたくしのお家でティータイムになさいますか?」


レイナちゃんがティータイムに誘ってきた。ここはもちろん…


「はいはーい!スイーツ食べたいな!」

「こらリルカ、図々しいわよ!」

「うふふ、スイーツたくさん用意しますわ」


雪乃の注意を無視して、にこにこと笑みを浮かべながら答えるレイナちゃん。


「では、そろそろ行きましょうか」


あたしたちは校舎から出る。すると…


「あ、来ましたわ」


なんとリムジンが通りかかって、あたしの前で止まる。


「え!?」

「リムジン!?」

「レイナちゃん、まさか…」

「察しがついたわ…」


かなり驚愕する。


「さあ、乗ってくださいまし」


とりあえずリムジンに乗ることにした。それから数分後、リムジンはレイナちゃんの家らしき場所に止まったようだ。


「着きましたわ」


降りた先には、視界には収まらないほどの巨大な家が。


「うわあ!」

「でかっ!」

「まるで豪邸だよ!」


かなり驚愕しつつも豪邸の扉を開ける。そこへ…


「お帰りなさいませ!!レイナお嬢様!!」


たくさんの使用人があたしたちをお出迎えした!


「ティータイムの準備なさい」

「かしこまりました」


レイナちゃんは早速メイドさんに準備を頼んだ。

そして、移動すること1分。


「ここがあたくしのお部屋ですわ、ここでティータイムにしましょうか」

「わあお上品」

「素敵ね…」


レイナちゃんの部屋はかなり広く、ティータイムセットもご丁寧に用意されている。


「ティータイムの準備ができました、お嬢様」


メイドさんが紅茶とたくさんのマカロンを持ってきた。


「わーい!マカロンだぁ!」

「やっぱり食いつくなあ、お姉ちゃん」


あたしは素早くマカロンに手を伸ばす。


「リルカちゃんのために、たくさん用意したのですわ♡」

「ありがと!たくさん食べるね!」

「どうぞお召し上がりくださいまし♡」


レイナちゃんの甘やかしに、あたしはハイスピードでマカロンを食べちゃう。


「リルカ!私の分も残しなさいよ!」

「お姉様!落ち着いて食べてください!」

「お姉ちゃん!話を聞いて!」


3人の注意すら無視してマカロンを食べまくった。

そんなこんなで楽しんで…


「今日は本当にありがとうございました」

「いえ、ティータイムに来てくれて嬉しいですわ、また来てくださいまし」

「はいはーい!また絶対ティータイムお願いね♡」

「図々しいわ!これだからリルカは…」


こんなにもおしとやかなお嬢様がいるとは夢にも思わなかった。ルルカや雪乃が冷たいけど、レイナちゃんはあたしの唯一の味方だ!


「結局、楽しんだのはほとんどリルカね…」


to be continued...

篠町リルカのウワサ


水着専用の靴下を持っているらしい。

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