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スーパー美少女リルカちゃん  作者: 腹黒いアリス先輩
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みんなのアイドル篠町リルカだよ!

初めての小説です。頑張ります!

後書きと、次回からの前書きにこの小説の登場キャラのウワサを載せます!

「うわー、遅刻遅刻!」


あたし、篠町(しのまち)リルカ。

ソライユ学園に通う高校1年生のかわいい女の子。

ピンク髪のツインテールが特徴だよ。


そんなことよりはやく急がないと!


「おはよっ!」


教室に入ったあたしは元気に挨拶した。


「おはよう、リルカちゃん」

「おはようございます」

「リルカちゃん、おはよう」


なんとか間に合ったあたしは席につく。


「おはよう、リルカ、また遅刻ギリギリね」

「おはよう、雪乃、急いできたから疲れちゃったよ」


この子は天野原雪乃(あまのはらゆきの)

幼稚園児の頃から知り合った幼馴染みの女の子。

青い髪とツーサイドアップが特徴だ。


「今日もまた妹さんに起こされたの?」

「そうだよ、てへぺろっ☆」

「リルカ、その「てへぺろ」はやめてくれない?」

「えー?なんで?」

「どうでもいいけど」


そんなこんなであたしは学校で1日を過ごした。

そして、放課後。


「あ、部活の時間、だけど今日は部活行く気になれな~い」


あたしは美術部に所属している絵が上手な女の子。

でも今日は行く気になれないので、何かおもしろいこと…おもしろいことと言えば…


「よし!いたずらしちゃお!」


あたしはねこじゃらしを手に、外に出て猫をたくさん見つけ、学校におびき寄せた。


「なに!?あれ!」

「猫がいっぱいだ!」

「しかもピンク髪ツインテールの女の子を追いかけてる!」


そして。


「猫たち!自由にくつろいでね!」


あたしが猫に指事すると、猫はばらばらに行動する。


「きゃあ!」

「なんなのよ!」

「離れて!」

「何しやがる!」

「わたしのお気に入りのセーラー服がやぶれちゃいましたぁ!」


猫は制服に爪を立てたり、生徒に飛びかかったりのパニック状態に陥った。


「いたずらって、楽しいなー!」


あたしはまた外から猫を呼びに行こうとしたが…その時だった。


「篠町リルカ!」


あたしを呼び止める少女が1人。


「あ…夢実ちゃん…」


この子は白藤夢実(しらふじゆめみ)ちゃん。

あたしを目の敵にしている風紀委員長の少女。

他の女の子とは違い、スカートが長いことが特徴だ。


「学校に猫を連れていくことは非常識極まりないわ!」

「えー?猫かわいいよ?」

「そのつれてきた猫が何人の生徒を被害に遭わせてるの!」

「てへぺろっ☆」

「「てへぺろっ☆」じゃないわよ!

とにかく責任取らせてもらいます」

「あたしのかわいさに見とれてる隙に逃げちゃえー!」

「あ、こら!待ちなさい!」


あたしのかわいさに見とれてないのにそんなことを言いながら逃げるあたし、当然、夢実ちゃんも追いかけてきた。


「あれ?リルカちゃんだ」

「また風紀委員長に追われてるな」

「リルカらしいね、白藤先輩とあれだけ仲がいいって」


別に仲良くないよ雪乃。

そして逃げることに夢中なあまり、高校校舎と繋がっている中学校校舎まで来てしまった。

その廊下、カツサンドを頬張る少女が1人。


「美味しい~♡このカツサンド、日々の勉強ですさんだわたしの心を癒してくれるよ♡」

「止まりなさい!」

「そんなこと言われても!」

「きゃあ!」


あたしは逃げることに夢中なあまり、少女を突き飛ばしてしまった。少女は突き飛ばされた拍子にカツサンドを手放してしまう。


「ああ~!わたしのカツサンドがぁ~!」


カツサンドが台無しで泣いてる少女。しかし、構ってる暇はない。

とにかく逃げるあたしだが…!


「うわっ!」


いきなり誰かがあたしの足を蹴って転ばせた。蹴った相手は、ヘッドドレスとツーサイドアップが特徴の小学生の少女。って、まさか…


「お姉様、また騒ぎを起こしたみたいですね」

「ルルカ!?どうしてここに!?」


この子は篠町ルルカ。あたしの義理の妹。小学2年生。とても真面目で、成績優秀の幼女だ。


「情報通のクラスメイトさんから、ピンク髪の女の子が騒ぎを起こしてると聞きまして」

「ふえぇ~、ルルカのクラスメイトの鬼~」

「風紀委員長さん、お姉様を捕まえました、連行してください」

「ありがとうね、ルルカちゃん」

「こんなはずじゃ…」


こうして、あたしは夢実ちゃんのこっぴどい説教を受けるハメになった。

でも、あたしは諦めない、今度、今回よりもすっごいいたずらして、夢実ちゃんを見返したいから!


「こりないお姉様ですね…」


To Be Continued...

篠町リルカのウワサ


ぶどうジュースはワイングラスで飲まないと気が済まないらしい。

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