表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変態さんと出逢いました  作者: あやかちゃん
1/1

席替えで出逢いました

変態って、どういう変態だと思いますか?

私のクラスは今日、席替えをすることになっていた。今は仲のいい友達と席が隣であったこともあって、席替えをするのはなんとなく憂鬱だった。でも、どうもこうにも抗う手段もない。教師のくじ引きによって席は決まった。

…えーと、私の席は…??

私は黒板に書かれた図と名前を見て、自分の席を探す。

あったあった。

私の席は一番後ろで、窓から青い空が見えるいい所だった。

…隣の子、誰かなぁ?

自分の名前の隣を見ることにした。

海域 葵(かいい あおい)

男子だ…。全く話したことのない人だ。

大丈夫かなぁ。私…男子とは仲良くなりやすいほうだと思うけど、スポーツ万能!頭脳明晰!みたいな感じ。


席の移動中、海域くんは机に引っかかって目立たないように軽くこけた。

あ…、意外とおっちょこちょいなのかな。

授業中に海域が発表するときのこと。

席を立った後うまく立てず椅子にひょろっと落ちた。その後発表をするも、椅子に座る時、何故かなにかに引っかかり

あれ?

なんて言ってた。

私は思わずクスッと笑ってしまった。

「フフッ」

あ!笑っちゃった…!!

まだ話したこともないのに、笑っちゃって嫌われたりしてないかな。

私は少し心配性なんだと思う。

自分でも思う時はあるが今はそんなことを考えていなかった。こんな些細なことでって、あとから思うことだろう。


その後も授業を受けていき、昼休みになった。私はいつも食事中は静かに食べたい人なため、机に1人で座り弁当を開けていた。ちなみに手作り弁当だ。凝ったものは作っていないが、私が思うに結構力作だ。

さて、そろそろ食べようかな。

手を合わせ、ゆっくりと言葉を発した。

「「いただきます。」」

え?

同じタイミングで隣の海域くんがいただきますをいった。

…偶然?

キョトンとした顔つきで海域君を見ていた。

「何?どうかした?」

海域くんはニヤッとした口振りでそういった。私はとっさに

「何でもない。」

と言った。

その後は、ずっと横を見ることなくお弁当に集中していた。


おいしかった…今度の卵焼きはチーズ入にしてみようかな。

「ごちそうさまでした」

あっ。ふと思った。

今度は合わせてこないんだ。

隣を見てみると、海域くんはもうお弁当を済ませ、寝ていたようであった。

あ、寝てる。お弁当、食べるのはやいなぁ。

そんなことを思いながら、なんとなく海域君を眺めていた。

そこで寝ているはずの海域くんが目をパチリと開けてニヤッとした。

「ひゃっ!」

思わず変な声が出てしまった…

は、恥ずかしい。

「おまえさ、俺がドジ踏んだ時笑ったろ?だから、意地悪してる。」

「え?」

笑っちゃったとき、嫌われたらとか思ってたけど、海域くんはs系なのかな?嫌いとかよりどう返してやるとか考える人なんだな。

私は冷静にそんなことを思っていた。

でも、やることは可愛くて男子!って感じより男の子~って感じだなあ、



それを機に私は海域くんにいじられる方針で、学校生活を過ごすようになっていくのであった。


私はまだ気づいてない。

海域くんの正体を…。



次 彼の正体

まあ、変態だよね笑笑笑笑(*^^*)

投稿しないかもー

(基本何でもめんどくさい)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ