第三話 電車
会社に向かう途中の有真は幸運にも街角で電車と接触してしまう!!
頑張って有真22歳!転生しちゃだめよ!
次回「有真、ボルゼーネになる」
っていう不思議小説書きたい
『2番線より列車が出発します。駆け込み乗車はご遠慮ください。』
「まっつぇええええ!!!」
僕は会社にこれ以上遅れるのはマズイと思いながら、全速力で叫ばなくてもいいのに、
車掌さんに届けこの想いの如く、叫びながら全力疾走している。
階段を一段飛ばしで降りて、2番線ホームに着いた時、僕の想いは届かなかった。
そのまま去り行く電車、無常に誰もいないホームに取り残される自分。
「あー......やってしまった…とにかく電話しなきゃな」
僕はポケットから携帯を取り出し、会社の電話番号に掛けた。
プルルルル……ガチャっ
『もしもしこちら織田商事でございます。』
「もしもし有真です。申し訳ありません、今日の出勤が昼前になりそうです。すみません」
『はい?』
「えーと、大変申し訳ありません。」
『よろしい、報告書だしてね?』
「はいわかりました。いそぎま」
ブツッ......ツーツー
やっぱりキレてるよな…
今の電話相手は僕の恩人にして勤め先の社長、織田代無24歳だ。
若くして、起業し成功を収めたキャリアウーマンだ。
何故社長自ら電話に出たかは、後々紹介しよう。
とりあえず、電話はした。
僕は落ち着きながら、ホームにある椅子にすわり、朝の出来事について考えた。
今考えると里栖に正直に言ったほうがよかったのでは?と思うが、頭がおかしい奴だと思われたくないのもあった。
しかし今考えても朝に起きたことの答えは出ない。
今は社長にどう謝ろうか考えなきゃ......土下座が無難かな?
後のことを考えていると、電車が来た。
あれ?少し早いな......通過列車か
そう思い、上げた腰を下ろした。ふう......眠い、やはり眠い、少し寝てもいいかな…
少し目をつぶろうとすると、通過電車が目の前を過ぎる。
だがそれは電車とかではなく_____
__様々な骸骨で出来た龍だった。
「?!なんだ今の?!」
あまりの速さに一瞬の事で気づいたときには、もう空の彼方に行ってしまわれた。
ただ茫然としてその場に立ち尽くしてしまった。
僕はそのことを、ただの幻覚だと思い記憶の隅に追いやった。
今度こそ本物の電車がきて、眠さに堪えながら、僕は会社に向かった。
「少しやられているのかな......」
第三話 幻覚?電車 続く
最後までお読みいただきありがとうございます。!!
浮き沈みの激しい主人公とかいうジャンルどう?