第一話 日常
一万文字もかけないや……
ピピピピ!ピピピピ!ピピピピ!
ベル型目覚ましが鳴りだす。朝を告げる合図だ。
まだ眠い、、、、、しかし起きないと、、、
ピピピピピピピピピピピピピピピ!!!!!!
「うるせえ!!」
叫びながらベルを思いっきりたたいた。
そうすると死にかけの声みたいになり
ぴ、、、、ぴっ、、、、
やがて音は止まった。
「あーもうまだ眠いよ、、」
今の時刻は朝の6時
昨日、、、、というよりかは今日の4時に帰ってきてそのまま寝たから
実質2時間睡眠だ。すごく眠たい、、、。
何故そんなに遅いかって?残業さ
9時出社の18時退社のはずが、日付は所代わり夜中の3時退社と来てる。
僕が無能なわけではない、人数とその日やるべき仕事量のバランスが取れてないのだ。
上は何を考えているかわからん、、、
転職を考えたが給料や福利厚生はどこよりもいいから、あとは自分の忍耐だと思っている。
頑張って上に行って楽したいな~と思いつつ
やっと体が起きてきた。日の光が浴びたい、、、
僕はカーテンに手をかけると思いっきり開いた。
バサっ!!ピカ---------!
「、、、まぶし、、、」
僕の寝ぼけ眼に10のダメージ。パソコン疲れでやられた僕の目にはかなりのダメージだ。
つまらないことを思いながら
ふああああ、と大きなあくびをし洗面所に向かう。
鏡には望月有真22歳会社員が死んだ魚のような目で自分を見ている。
才能とか何もない自分がいる、、、いや金はあるか。
睡眠時間を取れてないとマイナス思考が働きやすいのかな、、、とボソっと呟く。
蛇口を捻り水を出し今の考えと一緒に顔を洗い流す。
顔を拭きコーヒーを飲むため、冷蔵庫からインスタントコーヒーをだし
お湯を沸かすため水が入ったヤカンに火をつけ、沸騰すると粉を入れたコップに、お湯を流す。
そして朝食は食べずにコーヒーだけで済ます。
これが朝のルーティンだ。
「今日のコーヒーは一段とおいしいな」
そう呟きながら座布団に腰を下ろすと、インターホンが鳴る。
ピンポーンピンポーンピンポーン!!ドンドン!!!
「大家さんかな?」
いつも2週間に一回、僕を心配して訪ねてくる。寝ぐせを直しながらドアに向かい
僕はドアを開けた。
_________そこには【おっぱい】があった。まごうことなき【巨乳】。
おっぱいの正体はマンションの大家、【滝園里栖】19歳学生だ。
「はわ........良かった~!!!」泣きながら僕に抱きついてくる。
もちろん当たってくるモノを感じながら僕もよかった!!!とここのマンションの住人になれて心から思った。
しかし大家さんの良かったはそこではなく........
「生きていてよかったです!!」と泣き顔で僕を直視してくる。
そう2週間に一回来る理由はそれだ。確かにいつも死んだ顔をしているのもあると思う。
「あはは…いつも心配してくれてありがとうございます。すいませんいつも死んだ顔をしてるからですね……」
いつもは感謝の気持ちと仕事があるといってすぐドアを閉めるのだが、今日は時間に余裕があるのでちょっと間を開けると、大家さんは今まで言いたかったことが爆発したのか、大声で
「それもそうなんですが!!!有真さんが引っ越してきてからガス、水、電気が一度も使われてないんです!!!!!」
「.....................えっ?」
第一話 日常? 続く
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