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第30話 調査中ではあるのだが

※4/3


一部内容修正、入れ替えを行わせていただきました!


以前の30〜34話の内容に変更がございます、ご了承いただけましたら幸いです!



寄り道を済ませ神殿に戻り、クロウが馬を小屋に戻していると、そこでフィリックに出くわした。




「お前たちどこ行ってたんだ?特にルナ!」




そして顔を見るなり激怒される。


なんか話を聞くと、ちょっと前に神殿内で私たちがいなくなったと騒ぎになったので、フィリックが探しに出るところだったらしい。



「ごめんなさい、ちょっと……」



「あの例の子供に会いに行ってたんだよ」



あまりの勢いと騒ぎになっていたことに少し罪悪感を覚え、シュンとなって謝罪した。

そしてなんとか説明しようとした私の言葉を遮って、クロウが代わりに説明してくれた。




「子供?居場所わかったのか?」



「まぁ、かなり信ぴょう性の高い目撃情報を手に入れてね。だからルナをしからないでよ。自分の命がかかってるから必死だったんだよ」




「……そう言われると……わかったよ、これ以上は言わない。」




なんか庇ってくれているつもりらしい。

クロウのその説明を聞いて、反論ができないでいるフィリック。

フィリックも無断外出した追求をやめた。




「でも、情報ったって、どうやって仕入れたんだ?」



「まあ、色々と。まぁ結局家らしきものは見つけたけど本人はいなかった。多分あの日から帰ってない。」



まぁ、私が説明をしていないのだから、それ以上説明はできないわよね。



「手掛かりはなし……か。」



「これは長期戦になりそうだよ」



「長期……か……」



フィリックは少し顔を曇らせる。

クロウとは対照的の反応……もしかして長期では何か困ることでもあるのだろうか。


気長にやろう派のクロウは何かを察したのか察していないのかわからないが、こんなことを言い出した。



「そんなこと言っても、情報がないんだ、どうしようもないよ。だいたい君だってまだ例の資料見つけてこられてないじゃないか。」



あぁ、そういえばフィリック、私が呪いにかかって目を覚ました後、皇宮まで資料探しに行くって言って言ってたっけ。


まだ結果聞いてないけど……



「まだ時間かかりそう?」



「今生きてる国民だけで膨大な量が保管されてるからな。それが何年も前に死んだ人間となると……探すのは」



「確かに……年代別に資料をまとめてたって、手間はかかるわよね。」



前世みたいにパソコンがあるなら、検索で一発ポンって探すことができるかもしれないけれど、この世界では紙で書類は管理されている。

どの階級のだれ人のか……ということがわからなければ、調べるのに時間を要するのは当然だ。



「直径の皇族でもない限り、すぐには見つからないだろうね。」



「しかもその時、()()()()()と鉢合わせてな」



「クレム皇女?」



そう言えば……皇室と教会……強いては皇族と聖女って対立関係にあるんだっけ……

聖女の婚約者が皇室の中うろうろしてたら、まぁいろいろいちゃもんもつけられても文句言えないわよね



「何かわかったら説明するから、もう少し時間くれ。」



「じゃあこっちのことも不問で」



クロウはそう言ってフィリックと固い握手を結んだことで、私の無断外出は、フィリックの中でだけチャラになった。



「じゃあリイナに見つかる前に早く神殿に戻ろうか。」



そう言って私たちは、神殿の入り口に向かって歩いて行ったのだけれど……



「あら?何この馬車の数……」



入り口の前にはずらっと馬車が並んでいた。

最低3つ……違うな、4つだ。


ミサでもなんでもないのに、こんなに馬車が並ぶなんて珍しい。



「これ……何があったの?」



私はフィリックに、この異様な状況を聞いた。

そして彼の顔を向けると……それは絶句という言葉が似合う表情を浮かべていた。



「嘘だろ……まだ帰ってないのか?」



「な……何?なんなの?」



全く状況が理解できていない私とは別に、クロウは何か推測できたようだ。

だから額に手を当てて、フィリック同様絶句した表情を浮かべた。



「あぁ……あれか……そういう話はちらほら出てたけど……あちゃー……タイミングが……いつ来たの?」



「一時間前」



「長い……」



「え……なんなの?」



「……元聖女候補が来てるんだよ」



「聖女候補?何よ、揃いも揃って今更……」



私がそう尋ねると、2人は顔を見合わせた。

話すべきか、話さないべきか、決めかねているという表情。



「やっぱ、もう本人に話すべきじゃないのか?」



「まぁ……このまま投げやりでいられるよりは、真実を知った方がいいかもね。」



「な……何よ……怖いじゃないのよ……」



二人は心を決めると、頷いて私の方を見ると、事実を教えてくれた。



「実は……黙ってるように言われたんだけど……」



そう切り出された説明を聞いて、その結果……


私も2人同様絶句した。





ここまで読んでいただきましてありがとうございます!m(_ _)m


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