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異世界恋愛 短編

500年死なない呪いを受けた聖女の、最後の恋

作者: 長岡更紗
掲載日:2025/05/14

 人の体が五百年も朽ちないまま生きることを、一体誰が望むだろうか。



 あの日、私は魔王を倒した。



 命を燃やし、魂を削って、私は世界を救った。

 大地は震え、空はまばゆい光に満ちて。

 けれどその光の中で、魔王は最期に笑った。


「聖女よ、生き続けよ。五百年、生きて、死を望め。愛する者すべてを見送り、孤独の果てに絶望せよ」


 それが、私に与えられた〝呪い〟。


 私は、死ぬことができなくなった。




 最初の百年、私は讃えられていた。

 十七のまま老いぬ私を、人々は奇跡だと崇めた。

 聖女リセリア。神の祝福を受けし、不死の巫女。

 そう呼ばれて、私は神殿に祀られ、祈りの中心にいた。


 神の祝福? 笑ってしまう。

 これは魔王が私に刻んだ、呪いだっていうのに。


 皆が笑って手を伸ばすのが、滑稽で。

 私はただ、貼り付けた笑顔で返した。



 時は残酷だった。

 人々は老い、死んでいった。

 共に魔王を討った仲間たちも。

 兄のように慕った剣士も。

 静かに導いてくれた姉巫女も。

 誰ひとり、私と同じ速さでは生きられなかった。


 私だけが変わらず、やがて噂が生まれた。


「死なない聖女は、神に逆らった罰を受けている」

「彼女は本当に人間なのか?」


 次第に、人々の瞳が変わった。

 崇拝は畏れへ、畏れは疑いへ、疑いは恐怖へと変わっていった。



 私は都を離れ、ただ旅をするようになった。

 人を癒し、祈りを捧げ、それでも誰にも正体を明かさなかった。


 けれど、そんな日々の中にも、愛は訪れた。


 ある小さな村で出会った人。

 静かに想い合い、やがて心を重ねた。幸せな、幸せすぎる日々を。


 彼は老い、私だけが変わらなかった。

 白髪となり、杖をつき、やがて寝たきりになった彼は、最期にこう言ってくれた。


「ありがとう、リセリア……僕の時間を、君が愛してくれて」


 彼はそうして眠りにつき。

 私はその言葉を胸に、泣きながら村を出た。

 彼以外に、私をまるごと受け入れてくれる人はいなかったから。



 ——二百年目。


 また、愛を重ねた人がいた。

 けれどその人は、私が歳を取らないことを、恐れた。

 化け物を見るような目で、私を見つめ。

 私は何も言えず、風のように村を去った。


 もう二度と、人を好きになんてならない。

 置いていかれる苦しみも、バケモノと呼ばれる痛みも、もうたくさんだ。

 それなら、最初からひとりでいた方がいい。


 心の底では、まだ愛を欲しながら。

 それでも私は、決めた。

 傷つくのは、もう嫌だったから。



 それから数百年。

 ほとんどの時を孤独で塗りつぶしながら、私は各地をさまよった。


 そろそろ、五百年だろうか。

 もう、自分がどれだけ生きたのかも……よくわからない。


 壊れない身体。

 飢えても渇いても死ねず、どこまでもただ生き続けてしまう。

 孤独には、けっして慣れることができなかった。

 ずっとずっと寂しくて。

 けれど同じ町にはいられなくて。


「早く死にたい……お願い、もう──許して……」


 誰に向けての言葉なのか、自分でもわからない。

 けれど、口をついて出たそれを、私は止められなかった。


 山奥で、土の上に身を投げ出す。

 このまま植物に還れたらと思いながら、それも叶わぬ夢だと知っていた。

 それでも、動く気力はもう残っていなかった。


 ──その時。


「大丈夫ですか!?」


 どこか明るい声がして、誰かが駆け寄ってくる。

 私を抱き起こしたのは、若い男。

 人懐こい目で、私を覗き込んでいた。


「水を」


 短くそう告げると、彼は迷わず水筒を差し出し、私の唇を潤した。

 そして、私を背負い、ふもとの町へと運んでいく。


 見返りも疑いもなく、まるで当たり前のように。

 どこか懐かしいその瞳に、私は吸い込まれる。


「……ありがとう」


 久々に触れた人のあたたかさに、お礼を言わずにはいられなかった。

 彼は「よかった」と微笑みを向けてくれる。

 こんな風に人の笑顔をまともに見たのは、どれだけぶりだっただろう。


「僕はカイ。あなたの名前、聞いてもいいですか?」


 その問いに、私は一瞬だけ迷ってから、小さく名を告げた。


「……リセリア」

「リセリアさん。綺麗な名前ですね」


 それきり、彼は深く詮索することもなく、ただ私を〝困っている人〟として扱った。

 それが、ひどく懐かしくて、胸に沁みて。


 まるで──遠い昔に出会った誰かのようで。


 気づけば、私はその優しさに甘えていた。


 小さな家で、二人だけの慎ましい暮らしが始まった。

 カイといるとどうしてこんなに心地いいのか、わからない。

 私は自然と、彼の手助けをするようになった。

 家事を分担し、ときに薬草を摘みに連れ立って出かける。長い旅のなかで身につけた手仕事も、誰かのために使うのはずいぶん久しぶりだった。


 カイはいつも、私のすぐそばにいた。

 けれど、決して距離を詰めすぎることはなく、かといって離れすぎずに。心地よい間合いを、無意識で保ってくれる人だった。



 ある夕暮れのこと。

 茜色に染まった空の下、私たちは庭に面した木のベンチに並んで、腰を下ろしていた。庭の影がゆっくりと長く伸びていく。


 風がふいに頬を撫で、私は思わず肩をすくめる。その瞬間、カイはそっと立ち上がった。何も言わず、ほんの一拍だけ風に目を細めてから──自分の上着を、私の肩にかけた。


「……そんなこと、しなくてもいいのに」

「でも、してあげたいんです。理由、いりますか?」


 その言葉に顔を上げる。カイの瞳が、まっすぐ私を見つめていた。


「……あなたって、たまにずるいわ」

「はは。そうかもしれません」


 くすりと笑ったカイの目が優しくて。

 私は赤い夕日を浴びながら、視線を落とした。


 胸の奥が、静かに揺れる。

 忘れたはずの何かが、蘇るように。


 ……もう二度と、人を愛したりしない。そう誓ったはずだったのに。

 カイと過ごす穏やかな日々が、私の固く閉ざした心を、ゆっくりと溶かしていった。


 季節が巡る頃には、私はもう、はっきりと自覚していた。



 ──この人を、好きになっている。



 幾度となく失ってきた温もり。もう望むまいと、痛みから逃げるように生きてきたのに。

 それでも私は、また人を──カイを、愛してしまった。


 けれど、その愛の先に待つものも、同時に知っていた。

 この恋には、終わりしかないということを。


 私は変わらない。

 でも、彼はいつか老い、やがてこの世を去る。

 その運命から逃れられないことを、私は知っている。


 それでも、彼と過ごすこの時間が、たまらなく愛おしかった。

 終わりが約束されていても、この幸せを捨てたくないと思ってしまった──それが、なにより恐ろしいのに。




 季節を幾度か巡ったある日、私はひとつの決意を固めた。

 これ以上黙っていても、老いない私を見れば、カイはきっと不信を抱く。

 そうなるより先に、ちゃんと自分の口で真実を話そう、と。


 夜の空気はひんやりと静まり、草が風に揺れる音が遠くから聞こえてきた。小さな焚き火のそば、私はカイと肩を並べて座っていた。


 沈黙が続く。緊張で汗ばむ。

 息を深く吸い、少しだけその思いを整理しながら、ゆっくりと口を開いた。


「昔の話……聞いてくれる?」


 十七歳にしか見えない私の、遠い遠い昔話。

 今まで過去のことを話そうとしなかった私の言葉に、カイは少し驚きながらも頷いた。


「もちろん。リセリアがいいなら、話して欲しい」


 真摯な彼に向かって、私もまた、正直に言葉を紡いだ。


「……私、ね。魔王を倒したとき、呪いを受けたの」


 カイの肩がわずかに揺れ、目の前の焚き火がぱちぱちと音を立てる。その音の中、私は言葉を続ける。


「呪いは、私の〝終わり〟を奪った。私は……老いることも、死ぬこともできない。あの戦いのあと、何百年も、ずっと、生き続けてきた」


 風が火を揺らし、ぱち、と小さく薪が弾ける。


「愛した人たちは、みんな私より先にいなくなった。だからもう、誰も愛さないと決めて……心を閉ざして、生きてきたのに」


 私はカイの顔を見られなかった。ただ、手が震えて止まらない。


「……でも、あなたに出会って、あなたと過ごす時間があまりに幸せで……怖くなった。また大切な人を失うと思うと……」


 恐怖が、私を包んでいく。


「ごめんなさい……。本当は、最初から言うべきだったのに……でも、嫌われるのが怖かったの。拒まれるのが、怖くて……!」


 その時、カイの手がそっと私の手を取った。ぬくもりに満ちた、力強い手。私の震える指先を、そっと包み込んでくれる。


「リセリア……」


 カイの声は、いつもより落ち着いていて、どこか柔らかい。その響きに、私はゆっくりと顔を上げた。

 そこには、真剣な眼差しで私を見つめる、彼の姿。


「君がどんな過去を持っていても、どんな呪いを背負っていても、僕には関係ないよ」


 カイの声は穏やかで、どこか切なさも含んでいた。そのあたたかさに、思わず胸が震える。


「君が生きるその時間を、僕も一緒に過ごしたい。ただ、それだけだ」


 私の中で何かがほどけるように、涙が零れた。


「……カイ、あなたは……」

「僕は、君を愛している。誰よりも大切な、愛しい人だ」


 カイの目は、真っ直ぐに私を見つめていた。その瞳が、私の心の奥底にまで届くようで、息を呑む。


「でも、私は……」

「どうなってしまうのか、怖いんだろう。僕だって、怖い」


 彼の偽りのない本心。それでもカイは、恐れを振り払うように言葉を続ける。


「でも、君を一人にしたくない。リセリアの過去も未来も、すべて受け入れるよ。どんな未来が待っていても……僕は君を、愛してる」


 その言葉が私の胸に深く届き、波紋のように広がっていく。心の内が、やさしい光と切なさで満たされていく。

 何百年もの孤独が、少しずつ溶けていくようだった。


「……カイ」


 カイの手がそっと、私の頬に触れた。まるで壊れものに触れるような、優しい仕草で。

 けれど悲しい目で、彼は言った。


「君が背負っている呪いを、解く方法はないのか?」


 カイの疑問に、私は魔王の言葉を思い出す。


 ── 聖女よ、生き続けよ。五百年、生きて、死を望め。愛する者すべてを見送り、孤独の果てに絶望せよ──


「五百年……魔王はそう言ったわ。五百年で、おそらく呪いは解ける……」

「今は、何年?」


 その問いには、答えられなかった。

 悠久にすら感じる時を生きてきて、残りがあと何年なのか、覚えていない。


「わからない……」


 カイの手が私の頬を包み込み、私の目をじっと見つめる。


「リセリア、僕は君を愛していることを後悔なんてしないよ。未来は誰にもわからないけれど、それでも僕は君と一緒にいたい」


 その言葉に、私は涙をこらえられなかった。嬉しさと切なさが胸の中で交錯して、堪えきれずに涙が溢れる。


「僕と、結婚してください」


 その言葉が、私の心をやさしく包み込む。

 胸の奥に、あたたかい光が差し込むようだった。


 呪いが終わらなくても。

 これからの人生に痛みがあったとしても。

 それでも私は、この手を取って生きていきたい。


 だから私は──頷いた。

 それが、求婚してくれた彼への、たった一つの答え。


 カイは、泣きそうな顔で笑った。

 その笑顔に、私は息を呑む。

 ああ、私はこの人に、生きることを教えてもらったんだ。

 たったひとつの返事で、カイはこんなにも喜んでくれる。


「君がこれまで背負ってきた孤独も、涙も、痛みも……全部、俺に預けてほしい」


 その言葉に、私は泣いた。

 数百年ぶりに、声をあげて泣いた。

 誰にも言えなかった孤独を、誰かが抱きとめてくれる日が来るなんて──

 想像すら、できなかったから。


 孤独はもう、ひとりで抱えなくていい。

 この手を、もう二度と離さないと誓ってくれる人が、ここにいる。


 ──彼を愛して、本当によかった。






 ──五十年後。


 ある朝、私は静かに息を呑んだ。

 長い間、体の奥底に巣くっていたあの冷たい気配が──かすかに、消えかけていることに気づいて。


「……私、死ねるかもしれない」


 ぽつりとこぼれた言葉に、カイはすぐに反応しなかった。

 ただ静かに私の隣に腰を下ろし、ゆっくりと私の手を取る。


「それは、君がちゃんと生きてきたからだよ。どんな苦しみの中でも、リセリアは歩き続けた。……ようやく君の旅が終わって、戻ってきたんだ」


 微笑みながら、カイはその手をそっと私の髪へ滑らせた。

 五十年経っても十七歳のままの私を、優しく見つめて。

 だけど、涙を滲ませながら。


「おかえり、リセリア」


 その一言で、私の胸はいっぱいになる。

 張りつめていた糸が切れて、代わりにあたたかいものがあふれた。

 私はどれだけ、この『ただいま』の瞬間を待ち望んでいただろう。


 そのあたたかさに包まれて、ふと、眠気が差してくる。

 柔らかな、春の陽だまりのような、静かな眠り。


 ──でも、ダメ。


 このままじゃ、伝えられない。

 私は、ちゃんと伝えなきゃいけない。

 愛されただけじゃない。私も、愛していたと──この人に、生涯をかけて、心から愛していたことを。


 体に力が入らない。声が、うまく出ない。

 それでも──私は唇を震わせ、しぼり出した。


「……愛してる……カイ……」


 それだけだった。

 でも、それだけでよかった。

 ずっと膨らみ続けた想いが、たった一言に全部、全部入っていた。


 カイの瞳が潤むのを見て、私はそっと目を閉じた。

 あたたかい手のぬくもりに、包まれながら。



 魔王の呪いは──ついに、終わった。


 けれど。

 それは呪いではなかったのかもしれない。

 彼と出会うために必要な、奇跡の時間だったのかもしれない。


 そう、思えて。


 私の心は、ふっと軽くなった気がした。


 生まれてきて、よかった。

 あなたに出会えた、喜びがあったから。


 夢のような時間。

 夢のような暮らしを、カイとできたこと。


 それは、五百年の間にあったつらい出来事を、帳消しにしてなお余りあるほどの、かけがえのない時間だった。


 本当にありがとう……

 私を見つけてくれて、ありがとう──


 あたたかな光に包まれて、私はそっと最期の息を吐いた。

 静かに、静かに──終わりが訪れるのを感じながら。


 長い旅の終わり。

 愛に抱かれて──私は、ようやく、眠った。




 ***



 春の丘に、一本の花が咲いている。

 手作りの、小さな墓標。


 人は知らない。

 その墓が、五百年もの時を歩き続けた聖女の、静かな終着点であることを。


 でも、僕だけは知っている。

 その場所に眠るのが、魔王を討ち世界に平和をもたらした、心優しきリセリアだということを。


 僕は毎年その花に祈りを捧げる。

 白髪を風に揺らし、空を見上げて、彼女に語りかける。


「リセリア。今世は、僕が見送るって……決めていたんだよ」


 過ぎ去った歳月のすべてが、まるで昨日のことのように胸に蘇る。

 あの声も、あの笑顔も、すべて、僕の中に今も息づいている。


「君が僕の時間を愛してくれたから……今度は、僕が君の時間を愛したんだ」


 どれだけ時が過ぎても変わらぬ、リセリアを。

 僕は昔から(・・・)愛していたから。


 ──今度こそ、同じ時を生きよう。

 どんな試練も、君と一緒に。


 やがて花が散り、風が静かに吹き抜けるその時、僕は空に向かって、そっと呟いた。


「来世で会えるよ。次は名も知らぬ君に、僕が真っ先に声をかける」


 君がどこに生まれても。

 どんな時代にいても。


 いつか必ず、君のそばに行こう。


 今度こそ、共に老いていこう。


 そして──同じ空の下で、また手をつなごう。


 だから待っていて。

 必ず、君を見つけ出すから──


 目を閉じると涙がこぼれ、満ち足りた気持ちが静かに広がっていく。


 もう一度、君と生きる。──その未来を、信じて。






お読みくださりありがとうございました。

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