目を覚ますとエロゲでした
目を覚ますと知らない天井が視界に入った。
「(ここは何処だ?)」
確か俺は学校の帰宅途中で暴走したトラックに跳ね飛ばされてそのまま死んだはずだ。
現状を確認する為に周りを眺めると自分が赤ん坊になった事がわかった。
「(なるほどラノベに出てくる転生か、だとするとファンタジーか現実どっちの世界観だろうか?)」
数分これからの事を考えてから出た答えは。
「(…まぁいいやどっちでも今度は長く生きられらる事を祈ろう。)」
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あれから5年の月日が経ってここが俺のプレイしていたゲーム、ファンタジーナイツの世界だって事がわかった。
このゲームはひとつ間違えると面倒なイベント発生するから気をつけないと現実だからセーブもロードも出来ないし。
「ルイそんな所で遊んでないで畑仕事を手伝いなさい。」
「ごめんお姉ちゃんすぐ手伝うよ。」
彼女はリアナ俺の2つ歳の離れた姉だ、腰まで届く黒髪とサファイアみたいなキレイな青い瞳が特徴だ。
顔立ちが美しい寄りのせいかちょっと女王気質な所はあるけど、心がまっすぐで優しい人だ。
「どうかしたの私の顔をじっと見て?」
「いつ見てもお姉ちゃんの瞳がキレイだと思って。」
「バカじゃないのさっさと行くわよ。」
普段のクール顔は保っているけど少し頬が紅くなっていた。
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「来たかルイ今日の野菜は一段と旨そうだぞ。」
この黒髪のでかい人は俺とお姉ちゃんの父ベン
「うん、美味しそうだねお父さん。」
「おう、これから収穫するから2人とも手伝ってくれ」
「「はーい」」
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収穫を始めてから30分後
「ルイは凄いな一人でほとんど終わらせちまって。」
「はぁはぁ私より歳下なのに何で平気そうなの?」
それはこの5年間スキルポイントで鍛えたからね。
ファンタジーナイツの強さは熟練度から獲得出来るスキルポイントに大きく片寄る。
今のステータスはこうなっている。
名前 ルイ
種族 人間
レベル1
生命 9999
持久 9999
筋力 9999
耐久 9999
敏捷 9999
抵抗 9999
知恵 9999
器用 9999
精神 9999
礼儀 9999
聖力 9999
魔力 9999
五感 9999
六感 9999
魅力 9999
幸運 9999
スキルツリー
戦闘 熟練度100.00
魔法 熟練度100.00
生産 熟練度100.00
聖法 熟練度100.00
特殊 熟練度100.00
スキルポイントを使えばレベル以外はステータスを上げる事が出来る。
「俺だってただ遊んでいるわけじゃないないからね。」
悪戯っ子ぽい笑顔をしてそんな事を言ってみたら。
「何よ畑仕事ぐらいで調子に乗っちゃて」
憎まれ口を叩いてるけど、喜んでるの分かるよお姉ちゃん
顔が紅くなって爪先揺すってるからね。
「二人は仲が良いな。」
「うん、俺はお姉ちゃん大好きだし」
「バッバッバカそんな恥ずかしい事言わない」
取り乱してるお姉ちゃんも可愛い
「仲が良いのは良い事だがそろそろ帰ろう」
「「はーい」」
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「お帰りなさい貴方、リアナ、ルイ丁度ごはんの支度が終わったから皆んなで食べましょう。」
お出迎えをしている金髪美人は母のローラだ。
「ただいまローラ、今日もルイのおかげで良い野菜取れたよ今年冬も何とか乗り越えられそうだ。」
俺の家系は農民だ開拓して村を発展させて行く仕事、
平民と違い税金の代わりに収穫した作物の六割を収めないといけないから冬は命懸けだ。
「まあ凄いはルイ流石私達の子だわ。」
「ありがとうお母さん」
暗い考えはここまでにしよう、畑は生産のスキルツリーの1つ園芸で作物取り放題だからね。
ダンダンダンダン
「お兄ちゃんお帰り」
「おっと、ただいまリーラ」
階段から降りて飛び出して来た金髪の少女は妹のリーナだ。
「おいおいお帰りはルイだけか?」
「あ、ごめんなさい、お帰りなさいお父ちゃん、お姉ちゃん」
「ただいまリーナ、ごはんが出来たから一緒に手を洗いにいきましょう。」
ルイ 黒髪 ショートボブ 黒眼 中性的顔 小悪魔
リアナ 黒髪 ストレート 青目 美しい顔 ツンデレ
ベン 黒髪 刈り上げショート 茶目 野獣顔 豪快
ローラ 金髪 セミロング 青目 可愛い顔 お淑やか
リーナ 金髪 ミディアム 茶目 可愛い顔 甘えん坊