表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮 旅狼 WOLF WARS  作者: 志旅人
1/1

ALLOW

ある夏の暑い日。

皆家路に急ぐ頃、男は後悔の過去を振り返り思い返す

そしてその出来事が、走馬灯の様にうたが、響いてくるのだった。


8月の夕暮れ時(たそがれどき)初老の(つかれた)(おとこ)孤独(ただひとり)沈む太陽(ゆうひ)()たれ、(ふるえ)(うつ)る。

漆黒の(くらい)(じぶん)(つみ)に、()()くす、(やがて)黒雨雲(あまぐも)(かげ)()し、()(あめ)

(おどろ)きもせず(われ)(かえ)(おも)いを辿(たど)(はじ)める・・


このまま、(ひとみ)()じれば、闇底(くらやみ)永遠(とわ)()()くだけ。

(ゆる)される(あやま)ちなら、(つぐな)いたい、(こころ)から(いま)(あなた)(やさしさ)に。


(あなた)その昔、(むかし)翻弄(うらぎり)人生(まち)(つか)一人旅立(ひとりたびだ)ち、一匹狼(アロー)(あゆ)みを(はじ)めた。

その(みち)(けわ)しく、(つるぎ)(わた)り、(うみ)(ふか)く、宇宙(そら)(とお)目指し(みつめ)た。


(こころ) (ゆる)した(もの)と、(さけ)()交し(あい)(とき)(ひと)(なさけ)交し(おぼえ)たが

まるで(ひび)(ふか)(うつわ)(よう) (こころ)

(あふ)るる(とき)は、(おとず)れて()(かげ)さえ、()える(こと)()日々(ひび)・・・。


ある(とき)未知(とまどい)(やみ)(まよ)失望(あきらめ)睡魔(ねむり)(ひとみ)()じかけると

何処(どこ)からか(あたた)かい(ひかり)(だいた)えた(ひと)(あらわ)れその(ひかり)何時(いつ)しか

(けわしい)道程(みち)(わず)かに容易く(やさし)(うつ)(よう)(かんじ)(はじ)めた。

(やみ)()らす暖かい光(やさしさ)勇気(ゆうき)に、(ひと)(なさけ)(こころ) (つくろ)(すべ)(かん)

アロー(あふ)れる事無(ことな)罅器(こころ)をその(ひと)差出し(あずけ)た。

 


(とき)(なが)れ、(おれ)ALONAアローナ不思議(ふしぎ)運命(さため)(おぼ)えていた。

(おれ)ALLOW(一匹狼)()くなった(はず)だった・・・つづく。


アローは何故、群れを嫌い旅立ったのか。何がそうさせたのか。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ