表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この花の名前は  作者: 皐月うしこ
3/13

Bの花

彼の言葉に甘えて、学園見物をしながら公演時間までを過ごそう。


「そんなことはない!!」


何やら悲壮な叫び声が聞こえてくるね。はてさて、一体誰だろう?


「彼女は僕のことを愛していると言ったんだ。」


どうやら彼女と別れたようだね。廊下で涙に揺れる彼がわかるかな?


* * * * * * *


このままでは教室の授業妨害になりかねん。


「こらこら。廊下で騒ぐものではない。」


「学園長!いつか、きっと僕のところに帰ってくるはずですよね、あいつと別れる日が必ず来ますよね?」


恋の苦しみはよくわかるが、彼に付き合っていると日が暮れてしまうので先を急ごう。

花のデータB:男の子。

大好きな彼女に振られた男の子。廊下で良く一人、大声を上げて彼女に復縁を迫る姿が目撃されるらしい。妄想がときどき行き過ぎる。

「いつか、きっと僕のところに帰ってくるはずなんだ。あいつと別れる日が必ず来る。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ