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十一

 その、次の日。

 与えられた部屋で微睡んでいたルージャは、扉を激しく叩く音に文字通り叩き起こされた。

「もう、何だよ、朝っぱらから」

 ベッドに起き上がったルージャの視界に、隣のベッドで眠っていたリヒトが、眠そうな目で扉を開ける様子が入ってくる。開かれた扉の向こうに立っていたのは、既にきちんと着替えたエルだった。

「済まない。起こしちまって」

 ちょっと来て欲しい。エルはルージャに向かってそう言うとくるりと向きを変えて出て行った。一体何の用だ? ルージャは訝りつつ、上着に袖を通しながらエルの後に付いて行った。

「あれなんだけど」

 エルがルージャを連れてきたのは、砦の正門。今は閉まっている、格子の落とし戸の向こうに見えたものに、ルージャはあっと声を上げた。降りている跳ね橋の上に倒れているのは、……レイだ。

 すぐに、落とし戸を上げてもらう。ルージャとエルとで両脇から支えるようにして、大柄なレイを何とか砦の中へと入れた。

「味方なのか?」

 新しき国の騎士の制服を着ているレイを不審に思っているのだろう、エルが疑わしげな声を上げる。ルージャはこくんと頷くと、支えたままのレイの身体の具合を確かめるように、そっとレイを見詰めた。身体は冷え切っているが、息はある。怪我も、見えている限りは無さそうだ。しかし服の下のことは分からない。誰か女の人に手伝って貰って服を脱がせてから、ライラに治癒の魔法を掛けて貰った方が良いだろう。エルと一緒にレイの身体を広間へ運びながら、ルージャはそう、考えた。

 エルの部下が呼びに行き、すぐに、ライラが広間に現れる。広間の隅でぐったりと倒れているレイに、ライラは引きつけのような声を上げると、小走りでレイの傍に膝をついた。

「あ、だ、大丈夫?」

 ライラの小さな右手が、微動だにもしないレイの胸元に触れる。次の瞬間。起き上がったレイの左手がライラの右手首を掴み、ライラを引き倒したのを、ルージャははっきりと、見た。何も持っていなかったはずのレイの右手に、鋭い切っ先が光ったことも。

「ライラ!」

 広間の床に腹ばいになったライラを庇うように、ライラの上に乗る。ライラの温かさの次にルージャが感じたのは、背から胸を貫く鋭い熱さ。

「ルージャ!」

 ライラの悲痛な声が、遠くに聞こえる。頑張って目を開けると、いつの間に現れたのか、暴れるレイをラウドが羽交い締めにしているのが、見えた。

「泣く前に治癒の魔法!」

 何時になく鋭いラウドの声が飛ぶ。ぼろぼろ流しながら、それでも懸命に呪文を唱えるライラの顔が大写しになった。

 もう一度、レイの方を見る。レイの身体から黒っぽいものが発生していることに、ルージャはこの時初めて気付いた。

「『悪しきモノ』だな」

 あくまで冷静に、ラウドが呟く。

「だが、もう大丈夫だ。ルージャの血が、『悪しきモノ』を浄化している」

 ああ、そうか。ゆっくりと、思い出す。『悪しきモノ』は、『古き国』の騎士の血と力で浄化できるんだった。レイを殺さなくても、良いのだ。ほっとしたルージャの意識は、ゆっくりと、闇の中へと降りていった。


 そして。再びゆっくりと、目覚める。

 見慣れない、しかし砦の中だとすぐに分かる荒削りの石壁の部屋のベッドの上に寝かされていることに、ルージャはすぐに気付いた。隣では、レイが静かな寝息を立てている。どうやら、看護の労力を減らす為に怪我人同士で同室にされたらしい。

 右胸が、ずきずきと痛む。ライラを庇って、刺されたのだから、当然だ。痛みで身動きが取れず、ルージャはだるい脚だけ動かすことで気を紛らわせた。でも。……ライラに怪我がなくて、良かった。そのことが、ルージャを心底ほっとさせた。そして。次に思い出した、ライラの泣き顔に、今度は心臓が痛くなる。ライラの為に身を挺して、ライラを泣かせてしまった。

 と。不意に、視界が暗くなる。首を動かすと、いつの間に起きていたのか、レイがルージャの方に身体を屈めているのが、見えた。

 背中の痛みが、酷くなる。全身が固まってしまったルージャの、怪我をした右胸に、レイはそっと指を這わせた。そして不意に、泣きそうな顔になる。次の瞬間、どこから取り出したのか、レイがナイフのようなものを自分の首筋に当てるのを、ルージャははっきりと、見た。

「レイ!」

 叫んで、レイに飛びかかる。ルージャに押し倒されるように床に頽れたレイの手から、ルージャは何とかナイフを取り上げた。

「う……」

 その動作に無理があったのだろう、胸から鉄の味がこみ上げてくる。ルージャは吐くまいと、慌てて袖で口を押さえた。

「ルージャ!」

 レイの声が、遠い。

 ルージャの意識は再び闇に飲まれた。


 次に目を覚ました時には、既に辺りは薄暗かった。

「気が付いたっ!」

 泣きそうな声と共に、頭が温かいものに包まれる。

「良かった、良かったぁ」

 至近距離だったので、暗がりでも、ライラの顔がぐしゃぐしゃになっていることが分かった。

「レイ、は?」

 そんなライラに、そっと尋ねる。尋ねてからすぐに、尋ねるのではなかったとルージャは思った。レイは、ライラを泣かせた原因に、なるのだから。

「隣の部屋。ラウドさんが見てる」

 しかしルージャの心配は杞憂だったようだ。ライラは囁くようにルージャにそう、言った。

「だいぶん参っているみたい」

 それは、そうだろう。悄気たようなライラの言葉に、胸の痛みを堪えつつ頷く。悪しきモノに取り憑かれていたとはいえ、部下であるライラを殺そうとし、ルージャに怪我を負わせているのだから。絶望して自殺しようとした気持ちも、分かるような気がする。

 と。

「ルージャは、大丈夫か?」

 気遣わしげな声と共に、ラウドが部屋に入ってくる。その後ろにいたのは、リヒトと、……レイ。

「ライラ、頼みがある」

 ラウドは、椅子に座っているライラの横に跪くなり、ライラに向かってそう言った。

「レイを、『古き国』の騎士として、認めて欲しい」

 ライラの顔が、驚いたように歪む。『新しき国』の騎士であるレイが、『古き国』の騎士になることができるのだろうか? ラウドの言葉に、ルージャも驚きを隠せなかった。だが。あることを思い出し、ルージャははっと考えを改めた。

「ライラ。俺の荷物袋取って」

 ライラの腕を引っ張り、そうお願いする。ライラがベッド脇に置いてくれた小さな荷物袋の中をあちこち探して、ルージャはやっと目的のものを見つけた。

「レイ、これ……」

 荒らされたレイの部屋で見つけた、汚れた金の留め金をレイの手に乗せる。

「おい、これ、……俺の留め金、じゃ」

 レイよりも、レイの手を覗き込んだラウドの方が驚きの声を上げた。

「ラウドが晒されていた場所を探し回って、見つけた」

 小さな声で、レイが呟く。

 レイも、まだ新しき国の騎士見習いだった頃、ルージャやライラと同じように、肝試しの名目で廃城に侵入し、ラウドに出会った。見習い騎士への叙任は断ったが、歴史に詳しかったレイはラウドの最期を知っており、その残酷さに胸を痛めたが故に、せめて骨の一つでも探して埋めてあげたいと思った。その結果が、レイの手の中にあるラウドの留め金。

「ありがとう」

 ラウドが、レイに頷く。レイも、ラウドに頷き返すと、ライラの横に膝をついた。

「ライラ、いや、『古き国』の女王陛下」

 決然とした声が、辺りを震わせる。

「私を、『古き国』の騎士にして下さい」

「良いわ」

 頷いたライラが、すっくと立ち上がる。リヒトから受け取った王冠を被り、身に着けている赤い石の首飾りをローブの下から引っ張り出すと、ライラは木剣をレイの肩に当てた。

「レイ、あなたは、騎士になって何がしたいの?」

 ライラの問いに、レイは一瞬だけ考えるような表情を見せる。

「私は、……自分の弱さを克服したい」

「もう、克服してる」

 ライラの言葉に、ルージャは思わず笑ってしまった。


 そして、夜が明けて。

 ルージャは今度はラウドに叩き起こされた。

「少しまずいことになっている」

 来るようにと言われ、傷を庇うように起き上がる。レイに刺された所為で制服が汚れてしまったのでエルの祖母が作ってくれた緋色の上着に袖を通しながら広間に向かうと、蝋燭の光の下、エルが難しい顔をして立っているのが見えた。

「正門前に、大将っぽい奴が来てる」

 そう言いながら、エルは、渡されたという書状をルージャに見せた。

「俺は、字が読めないから、ラウドに読んで貰った」

 見せられた書状を、急いで読む。

「話し合いがしたい。女王と共に、正門まで来るように」

 書状にはそう、書いてあった。そして第三王子ジェイリのサインが添えられている。

「どうする?」

 エルが、ラウドに問う。

「ライラを出すのは、得策ではない」

 ラウドは首を横に振ってから、ルージャを見た。

「とりあえず、ライラに一番近い君が行って、ジェイリの真意を確かめてくる、かな」

「え?」

 ラウドの言葉に、耳を疑う。代表者を出すのであれば、エルが行くのが一番良いのに。何故ラウドはルージャを指名する?

「『古き国』の真意を、君は理解しているはずだ」

 ラウドの言葉に、頷く。『古き国』は、新しき国に復讐したいわけでも、ましてや滅ぼしたいわけでもない。『悪しきモノ』から人々の生活を守る為に、『古き国』の騎士達の力が必要であり、その為に、『古き国』の騎士達を叙任できる『女王』を守る必要がある。それだけだ。第一、様々な不備や不満は勿論あるが、大体において新しき国はうまくきちんと機能している。そのような国を滅ぼすなど、言語道断。そんなことをすれば、自分達は『悪しきモノ』よりも最悪な存在になってしまう。

「分かった」

「あ、勿論、俺も後ろにいるから」

 ルージャの不安を察したのだろう、ラウドは不敵に笑うと、先に立って正門へと向かった。

 安全の為に、二重になっている正門の後ろの扉を閉めてもらってから、前の扉を開け、格子の落とし戸を上げてもらう。跳ね橋の向こうに、見たことのある影が立っているのを、ルージャはすぐに認めた。新しき国の第三王子、ジェイリだ。

「君が、代表か?」

 少し鼻に掛かる声で、ジェイリが尋ねる。

「女王は、何処だ?」

「まず、そちらの真意を聞きたい」

 廊下を歩きながらラウドと打ち合わせた通り、ルージャは声を張り上げた。

「真意?」

 不満そうな声が、聞こえてくる。

「私はただ、『女王の力』をこの国の平和の為に使いたいだけだ」

「どのように?」

 ルージャの後ろにいたラウドが、大声で尋ねる。

「自分が王になる為に、ではないだろうな」

 ラウドの言葉が的中したらしい。跳ね橋の向こうが、押し黙る。

「やっぱりね」

 何時の時代の何処の奴らも、考えることは違わないな。ラウドは肩を竦めた。

 次の瞬間。

「ルージャ、しゃがめっ!」

 叩き付けるような声と共に、ラウドがルージャの腕を掴んで引き倒す。仰向けに倒れかけたルージャの、鼻先ギリギリを、鋭い風が通り過ぎた。

「何て短絡的な!」

 そう言いながら、ラウドは、バランスを崩したルージャの身体を支え、城門の方へ押しやる。

「跳ね橋を上げろ! 落とし戸を落とせ!」

 ラウドの声は、確かに、ルージャの後ろで響いていた。

 だが、次の瞬間。振り向いたルージャの視界に入ってきたのは、ゆっくりと頽れるラウドの姿。そのラウドの背に複数の矢が刺さっているのを見て、ルージャは顔色を変えてラウドの方へ走り寄った。だが。丁度降りてきた格子の落とし戸が、ルージャとラウドを隔てる。

「大丈夫だ」

 青い顔でルージャに微笑んだラウドは、次の瞬間、朝靄の中に消えた。

「ラウド!」

 思わず、叫ぶ。そのルージャの身体は、強い力によって後ろへと引っ張られた。

 いつの間にか、ルージャの身体は砦の中にあった。

「大丈夫か?」

 ルージャの腕を掴んでいたエルが、そう言ってルージャの顔を覗き込む。

「ひでぇ顔色してるぜ」

「ラウド、が」

 涙を、堪える。そのルージャに、涼しい声が降ってきた。

「ラウドは、過去に帰ったんじゃないかな」

 顔を上げると、エルの傍にリヒトが立っているのが見えた。

「ラウドが死ぬのは、ここじゃない」

「ん」

 そうだ。ラウドは。

 急に力が抜け、ルージャはその場に尻餅をついた。


「ダメだ、すっかり囲まれちまっている」

 エルの声に、広間は絶望に包まれた。

 寄せ集めであるこちら側には、戦う為の十分な装備も、籠城する為の食料も無い。早晩、降伏するより他無いことは明らかだ。しかし、降伏してしまうと、……ライラの命は無い。

「あの、私、行……」

 椅子から立ち上がって発せられた、決然としたライラの言葉を、ライラの口を押さえて封じる。それは、いけない。

「ダメです、女王。あなたが敵方に渡ってしまっては」

「『悪しきモノ』を封じることができなくなってしまう」

 慌てたエルの言葉に、あくまで冷静なリヒトの言葉が被る。彼らの言葉に納得したのか、ライラが口を噤むのを、ルージャは感じた。しかし心から納得してはいない。その証拠に、飛び出すことを心配して掴んでいるライラの手が酷く震えている。

「ライラ」

 ルージャ自身を落ち着かせるように、そっと、呟く。ライラはルージャに向かってこくんと頷くと、崩れるように椅子に座り込んだ。

「身代わりを、立てるか」

 レイの言葉が、残酷に、広間に響く。

「それは」

「だめっ!」

 しかしルージャが反論する前に、ライラの声が広間の諦念を打ち壊した。

「それは、いや」

 自分の為に、誰かが犠牲になることは、耐えられない。呟くようなライラの声に、そっと息を吐く。レイが放った致命的な一撃からライラを守ったときの、ライラの泣き顔が、ちらつく。「これ以上悲しみを増やしたくない」が故に騎士になったのに、これではダメだ。ルージャは無意識に首を横に振った。

 こんな時、ラウドならどうするだろう? ふと、今ここに居ない奴のことを考え、心の中で首を捻る。ラウドなら、この場にいる者全員が無傷で砦を退去する術、奸計でジェイリを説得する術を持っているだろう。しかし、ラウドはいない。では、どうしよう? 考え込んだルージャは、人々の間にリヒトを見つけ、はたと手を打った。……この砦が、古き国が建てたものであるのなら、あるかもしれない。

「地下の逃げ道とか、無いのか?」

 傍らのエルに、尋ねる。

「有ったらとっくに逃げ出してるさ」

 いらいらしたように、エルは答えた。

「でも、古き国の砦には、女王の城と同じように何かしらの地下の仕掛けがある、筈だ」

 探しに行こう。リヒトの言葉に、エルはむっとした表情で頷くと、広間の皆に外からの攻撃に備えるよう、指示を出した。

「ライラは、ここにいた方が良い」

 リヒトの言葉に、頷くライラ。

「私が、ライラを守ろう」

 レイの言葉に、ルージャは一瞬疑いの目を向けてしまった。

「大丈夫だ」

 ルージャに答えるように、レイが笑う。

「私も、今は『古き国』に忠誠を誓った身。誓約は違えないのが騎士だ」

 レイを疑ったことが、恥ずかしくなる。ルージャはそそくさと、リヒトとエルの後に続いて広間を出た。

 エルを先導に、地下室に降りる。砦の地下室も、少し湿った感じがある以外は砦の他の部屋と同じく、荒い石壁で囲まれていた。そして、その部屋の真ん中には、大きめの井戸が一つ。

「水入ってるね」

 その井戸を覗き込んでルージャは落胆の息を吐いた。

「そこから逃げるのは無理だ」

 むっとした声で、エルが叫ぶのが聞こえてきた。

「うーん。……あ」

 しかしリヒトは、井戸を覗き込むなり大きく頷く。

「ルージャ、じゃなくてエルじゃないと届かないか」

 そしてエルを手招きすると、荒い石造の井戸壁にできた隙間の一つを指して言った。

「あの隙間に、『古き国』の騎士団章を差し込んでくれないか? ルージャが持っている本物の方が良いんだけど」

 何を見つけたのだろう? 首を傾げつつ、マントを留めていた銀の椿の留め金をエルに渡す。受け取ったエルが前屈で何とかその隙間に留め金を差し込むと、カチャリと音がして井戸が少し、揺れた。次の瞬間。

「……え?」

 エルと同時に、驚きの声を上げる。満々と湛えられていたはずの井戸の水嵩が、音も無く引いていくではないか。

 しばらくすると、井戸内の水はすっかり無くなってしまう。そして、井戸の底には、綺麗に削られた石で作られている横道が、確かにあった。

「書物の通りだ」

 にっこりと笑うリヒトの小さな背を、エルが叩く。

「よくやったぜ、坊主」

「褒めるのならルージャを褒めるべきだ」

 咳き込みながら、リヒトはそれでも冷静に、ルージャを見てにこりと笑った。

「地下室の話を持ち出したのは、ルージャだ」

「お、俺は、ただ、廃城にあんな複雑な地下室があるんだったら、ここにもあるんじゃないかと」

「それで正解だ」

 褒められ慣れてなく、戸惑うルージャに、リヒトが声を立てて笑う。そしてそのルージャの背を、エルが強く叩いた。

「本当だ。よくやったぜ、ルージャ!」

 とりあえず、何処へ出ているのか調べてみる。そう言って、エルが梯子を取りに地下室を出て行く。

 後に残ったルージャは、満足の余韻を、噛みしめていた。

「ところで」

 そのルージャに、リヒトの静かな声が響く。

「この通路で逃げられるとして、何処へ行くの?」

「……城へ」

 しばらく考えて、ルージャはそう、答えを出した。

 ……ライラを匿えるところは、女王の住まいであった『古き国』の廃城しか、ない。

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