資料集:第四章
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■これまでの動向
・聖炎軍の事情
目的:インバレラ帝国北部にある光耀教の根拠地に打撃を与える。
:さらなる北進のため、新たな拠点を獲得する。
行動:南北を繋ぐ関所の国、城塞都市クレグへ侵攻。
・城塞都市クレグの事情
目的:異国の軍勢が帝国北部に侵入することを防ぐ。
行動:籠城し、聖炎軍を迎撃。
・北部三国および光輪騎士団の事情
目的:聖炎軍に対抗するため、北部三国の足並みを揃える時間がほしい。
行動:静観。三国間で連絡を取り合いつつ、クレグ、ルブハクに懐柔遅延を依頼するかを協議中。
・クレグ攻防戦
交戦勢力:聖炎軍三万 vs クレグ軍四千(民兵含む)
結果:聖炎軍の勝利。市街地のすべてを焼き払い、民間人まで惨殺した。
■人物
【ノーラ】
本名はネロエーシャ・ファドラ・デ・ルブハク。
レバーリャ王国の王妃。
王族としての価値を失い、復讐を諦める。
シグの保護者兼通訳として、聖炎軍に残留。
【シグ】
本名は時雨野真見征春。
人狼族の少年剣士。聖炎軍の傭兵。
ノーラとユランサスを親のように慕う。
教育を受け、徐々に自我が芽生え始める。
【ユランサス】
聖炎軍に同行する、聖炎教の導師。
計算高く残忍な性格だが、表向きは温厚に振る舞う。
インバレラ帝国、光耀教、女性を憎悪している。
エルザにトラウマを刺激され、権限を超えて暴走。
【ガーズィム】
聖炎軍の総司令官。
実直な性格。
聖炎軍の全権を握る。クレグの城塞機能だけを破壊する予定だったが、投石機をユランサスに奪われる。
【エルザ】
正式名はエルザ・シドネア・デ・チェボレカロン。
光輪騎士団の聖騎士。大司教の娘。
真面目で正義感が強いが、思い込みが激しく、暴走しやすい。
自分の小部隊だけを引き連れて、独断でクレグに訪れる。
【城塞都市クレグの総督】
クレグにおけるすべての軍事的権限を有する。
王族でも貴族でもない、現場からの叩き上げ。
敬語が苦手で、必要以上に持って回った言い回しをしてしまう。
短気な人情家。側近と仲良し。
【光輪騎士団の団長】
光輪騎士団のトップ。
騎士団は、光耀教会の下に属する組織なので、大司教や枢機卿など、高位の位階の聖職者たちには頭が上がらない。
大司教の娘であるエルザに強く出られず、彼女の暴走に手を焼いている。
■国、民族、宗教
【インバレラ帝国】
複数のインバル人国家の集合体。
「光耀教」の枢機卿たちに選ばれた国の国王が、帝国皇帝を兼任する。
【光耀教】
天に輝く光の女神を崇める。
「枢機卿」の位にある者たちが、インバレラ帝国の選帝権を有する。
カスラージュ王国の大聖堂を根拠地とする。
武装勢力「光輪騎士団」を有する。
【北部三国】
インバレラ帝国の諸王国のうち、ペルン王国、カスラージュ王国、レノワ王国の三国。
インバレラ帝国の皇帝の座は、この三国が独占している。
聖炎軍の侵攻を苦々しく思っているが、ペルン王国はサルム平野での敗戦の責任問題でがんじがらめ、レノワ王国は事なかれ主義の引きこもり、カスラージュ王国は単独で聖炎軍に勝利できる目算がなく、対抗するための同盟の結成はもたついている。
【南部諸国】
インバレラ帝国の諸王国のうち、港を有するセドルナ王国、パナドラル王国、トロラモ王国、ススロ王国の四国。
帝位への欲望から、マンスドゥス王国と共謀し、聖炎軍を呼び寄せた。
現在、合計二万の兵で、聖炎軍に参加している。
【マンスドゥス王国】
南の海の向こうにある、敬虔な聖炎教国家。
封建制が限界を迎え、新たな領地に飢えている。
南部諸国に港を提供され、インバレラ帝国に一万人の軍を派遣した。
【聖炎教】
地底に眠る炎の男神を崇める。
教義をもとにして国の法律や政策が作られる。
指導的立場にある者は、「導師」と呼ばれる。
「導師」は、強い政治的権限を有する。
作中地図:
クレグ周辺国
城塞都市国家クレグ




