六十五雨 四つ目の夢∴∵ ― ☰⚊ 「仮初め」
"BOOOOOOOOHHHHHH......
【ອາ, ອາອາອາອາອາ ອາ ອາ
( ァ、ァァアアァァァアア ア ア ....)】
【ອາ, ອາເຫົາ.... ອາ, ອາ
( ア、 ア~.... ァ、ア__________)】
「(このまま行くと、列から、'消える'. .. ..?
「クク.. .. ク、クククク.... っ
「圭、介_____________
自分達が並んだ列。 黒い雨が降り注ぐ中、その列から外れた
雨が滴り落ちた様な.. .. . 黒く光沢のある道の様な場所で、
数多の存在達が嗚咽の様な声を上げ、まるで地獄の様に .. . ..
悲惨な出来事を繰り返しているのを遠目に見ながら、徐々に
自分達を押し出す様に後ろから迫って来る別の存在達によって並んだ列が
先へと続く平面へと向かって進んで行く事を感じながら、征四郎が
後ろにいる圭介に目をやると、どこか楽しそうな. .. ..
まるで詩を聞いてる様な.. .. . 穏やかな様子で、圭介は
周りの存在達の様子を傍観し、落ち着き払った態度を見せる______________
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ずいぶん、平静.. .. .
大分'喜んでる'様に見えるが… … ‥??」
「 クク.. .. ク、 ククククク.. . .. !」
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 何か、'ある'のか…┈┈┈┈)」
今、自分達の状況を考えれば、平面の先へと続く列の内側に並び、そして
その平面まで辿り着いたこの列の前に並んだ存在達は、まるで
その平面の一部____________ 徐々に光が褪せて行くその平面に
溶け込む様に、その姿を消している.. .. . .
「_________このまま、この列の中にいれば… … ‥
俺達も、'同じ' あの.. . . 平面に飲み込まれて、そのまま
'この場所から姿を消す'.. . . そう、なってくるだろう. .. . !」
「 一つ、気付かないか…┈┈┈┈?? セイ、シロウ... .. 」
「??」
"ザアァァァアァァァァアァァァァァ....˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞
この状況でどこか余裕があるのか. .. . 状況に興味すら湧かないのか、
自分達が並んでいる列の内側からその外。 その列から外れた黒い道へと
圭介は振り返る_______________
「 あの、'存在'達ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
【ກຸ, ກຸອາອັຍອາ ນ
( グ、 グァアァイァア ッ)】
【ກິ, ກິກິກ ນັ້ງ!??
( ぎ、ギギギ ッ!??)】
「( 狂った、世界だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
圭介の視線の先。 黒い道の上へと征四郎が目を向けると、そこに
体が溶けだした様な存在達が、群れ重なる様に衆をなし、まるで
汚物同士が化学反応を起こしている様な____________
蠅の様な何かが、別の汚物の様に混じり合う存在達の周りへと群がり、
その混じり合った存在達は、喜んでいるのか.. . ..
奇妙な呻き声を上げだす____________
「 ・・・・一つ、気付かないか.. . . 」
「 何を、だ....?」
状況をまるで理解していないのか、まるで自宅の書斎にいる様な態度の
圭介に、征四郎はどこか異常な雰囲気、を感じ取る____________
「 このまま、雨に、打たれ…┈┈┈┈ この列へ並び続けると、
我々.. . .. 二人の存在は、そのままあの平面へと飲み込まれ、
この場所から姿を消す事になる_____________ だが、だからと言って、
それを拒み、壟断し、我々がこの列から
外れよう物ならば.. .. . ! 我々のすぐ側。 我々は、その道の上にいる
あの存在達の様に、己を見失い、その物達は_______________
滑稽染みた、談笑的な'ラスト・シーン'を迎える事になるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」
「( ______________
【ຈິເຍິ ຈັກເດັກ!! ຈິຈິ ນັ້ງ!? ນ
( ジィッ ジッ!! ジジ ッ !??)】
【ບິ, ເບີອາຍອາກົກີວ??
( び、ビィァぇアェぇァァーーーーーー??)】
「—————向こうだ。」
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ??」
"ザアアァァアアァァァアァァァァ.. .. . . ˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞˛◞
【ອ່! ອາວິ! ອ້!! ... ອາມີວ!?!!
( ァッ! ァアッ!? ァッ!? —————ァアぁっ!??)】
【ອີເມັກ ອາອາກົກົກົ!!
( いっ イベッ ィァァァァァアァアァァーーーー)】
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
列の左側。 先程自分達が見ていた崩れた存在達から反対側。
その雨の降る列の左側の黒い道の上の様な場所に目を向けると、
そこに臓器の様な.. . .. 気味の悪い形をした何か、と
また別の汚物の様な.. .. . 遠目からも臭って来そうな形の崩れた何かが、
聞いた事も無い様な声を上げ、互いにその存在を犇めかせる様に
その場所で蠢いている____________
「 つまる所.. . .. あの、向こう側の黒い場所にいる者達は. .. . .
'列から外れている'のに、別段、右側の黒い場所にいた存在達と違って、
「何も変わっていない」ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ その様に、見えるが____________
【ກິ, ກິກິກ ອິເກີ ນັ້ງ!
( ギ、 ギギギッ ィェ ッ ッ!!)】
"ビシッ ビシッ!!
【ກິ, ກິຍ!
( ギ、 ギィハッ !??)】
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ
直視するのにも耐え難いのか____________ どこか、臓器の方が
汚物、の存在の方を虐げている様な.. .. . そんな様子で二つの存在達が
どこか互いに忌み、そして疎んじ合っている様な. .. . .
「 あれが、何なんだ…┈┈┈┈?」
「'支配'と'隷辱'だ____________」
「( ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 狂っているのか、こいつ(圭介)は… … …)」
「 クク.. .. クク、ククク、ク.. .. . ッ !」
あまり普段の圭介からは聞こえない様な言葉が聞こえて来た事に、
どこか常軌を逸している様な. .. .. '不審さ'を征四郎は
その圭介から感じ取る_____________
「┈┈┈┈… … …つまる所、我々がこのまま、逐一この列の内側に
並び続ければ. .. . . いずれ、我々は、あの光る平面へと
飲み込まれ、消えてしまい___________ だが、かと言ってこの列から
外れよう物ならば、我々はあの列の右側にいる存在達の様に、
阿呆の様な存在へと変わり. .. . .」
「 どっちにしろ、'消える'。 そんな所だろう...」
「—————だがっ、しかしᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !
「( _____________
躁鬱症でも患っているのか. ... . 途端に声を張り上げ出した圭介に
征四郎は苛つきを感じる____________
「だが、しかし ッ ! セイ、セイシロウ 君 ん————— っッ!!
「 .. . .聞こえてる」
どこか場末の食品売り場の販売員の様な.. . . 安い調子で態度を
変える圭介の様子を、征四郎は冷めた目つきで覗う___________
「・・・セイ、セイ ッ セイ!! セイシロウ、君ん…┈┈┈┈ っッ!?
だが、しかしィ っッ 列っ、! —————列の左側っッ!?
今っ、! 我々の並んだ、列ッ、から!?
—————その列の左側っ!? その列の左側を見れば、臓器と ッ!?
'汚物'ッ の様な ッ!! '存在たち'が ッ ッ 今正にっ、
何もこの場の影響を受けることなく ッ!? 平然と ッ ッ!?
'この場'に、その存在を ッ ッ!! '保ち' ッ、
'続けて'、いるッ では無いか—————— ッ ッ !???
「 ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 確かに、言われればそんな気もするが…┈┈┈┈ !
声を張り上げ始めた圭介の様子に、征四郎も合わせる様に声を上ずらせる
「 …┈┈┈┈詰る所、あの臓器、と汚物は、'支配関係'____________
臓器は、汚物を虐げ、汚物は、臓器に虐げられる事によって、
その二者の共存関係は、この環境、空間に存在される事を
許容される.....ッ」
【ກິ, ກິຍᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ນ.
( ギ、 ギィッᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ....)】
【ກູຍ.. .. ກູຍກູຍ.. .. !!
( ギュッ.. .. ギュ ギュ.. .. !)】
そのまま、列の左側にいるその存在達を見ていると、どこか臓器の方が
汚物を屈服させた様な____________ まるで勝ち誇った様に、その存在を
まるで胸を張る様に、まっすぐこの空間の中で誇示し、汚物は
それを受け入れる様に、この空間から姿を消して行く.. . . ..
「.....きょ、きょう ッ —————'強食'ッゥっ!? つまりは、
'弱肉' っ ッ!?? きょ、'強食'ゥッ !???
この、周りにいる存在達を っゥッ!? '屈服'ッ!!
'虐げる'ッ 事ッで、我々、は ッ ッ!??
「列から外れる事を許容」されっッ!???
そのまま、この空間で消える事無くっ! この場に永遠に ッ ッ
姿をッ !??? '保ち'ッ
続け、られるのだァァハァアァあァあッ!??」
「('支配'と屈服.. . .. . !
「きょ、強食ッぉッぁっ き、き、 き、強食っォぁッアぁ !!???」
「( 頭がおかしいのか、こいつ(圭介)は…┈┈┈┈┈ )」
「強食っッ ——————強食っォあっァァァあっ!!?
「( ______________




