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五十八雨 四つ目の夢∴∵   ― ☰⚊ 「黒い世界」

挿絵(By みてみん)


"ブワァアァァアァァァァ... .. . .


「(このまま、行くと…┈┈┈┈┈


"自分達も列から消える"


「(また、向こうの'列'が______________


暗く、この世界の遥か遠くの場所で褪せて行く様な光る平面が


浮かび上がる中、その平面へと続く存在や、死人の様な.. .. .. 


まるで地獄。 確かに終りを感じさせる様な、この世界の際まで続いて行く


雨が降り注ぎ、靄の様な霧が漂う列の中へと並んだ征四郎は、


自分達からやや離れた場所で、また自分達が並んでいる列とは違う別の列が


先の平面へと飲み込まれる様に消えて行く姿を目にし


「(  ・・・・あの、平面が、浮かび上がると、


  その前に並んだ列が消える_____________)」


【ອາ, ອາອາອາອາອາ.... ອີ!!

( ァ、 ァァアアァァァァァ.... ッ!!)】


【ອາດ, ! ອັດ!!??

(ァッ、! ッァッ!!??)】


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !


"ドンッ!!"


「こ、こいつら…┈┈┈┈ ッ!?


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !


並んだ列。 徐々に自分達の列が、後ろにいる存在達が迫って来る事で


押し出される様に先へと進んで行く事を感じながら、列から外れた場所。


自分の列から切り離された、まるで道の様にも見える暗さだけが残る場所に


目をやると、そこにどこか人の様にも見える、形の崩れた'何か'が、


互いに犇めき合う様に.. .. .  どこか、凌辱し合っている様な.. .. . . 


体を互いに重ね合わせ、その黒い道の上で嗚咽の様な声を


絞り出す_______________


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ フン。 つまりは、'生贄'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ! 


 我々は、現在あの列の先に浮かぶ、平面に対する上質な生き餌__________


  '召し公'とも言えるようだな.. .. . っ」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


自分達の周りの列が次々と消えて行く事に気を取られていると、


すぐ後ろに並んだ圭介が、周りの状況に皮肉めいた言葉を放つ_____________


「制裁__________ あの、犯された妖精ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  


 その、妖精たちもそうだが、どうやらこの列を先まで進めば、


 我々はあの浮かび上がる平面へと吸い込まれ、


 そして、そうでは無く... . .. 列から外れこの列の脇の黒い道へと


 落ちて行く者は____________ '異端を享受する者'として、


 また別の列から外れた者達から制裁を受けるᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」


「(  制裁、…┈┈┈┈


「・・・セイシロウ君。 どうやら、このままだと___________


 我々には、明るい未来も、夢も、希望も無い。 そんな機会が、


 今訪れている様だᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !」


"ザアァァアァァァァァアァァッァァァ.....˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ "


「(  ————このまま、この世界から、消え、る.. .. .??)


どこか、夢の様な.. . .. それとも、現実なのか.. . .. .


やたらと耳にはっきりと響いてくる圭介の言葉に、思わず征四郎は


脇の黒い道の上で何か悲鳴にも近い驚声を上げている存在達に


振り向く___________


「・・・今の我々の様に、このままこの列に何もせず並び続ければ、


 我々はそのまま当然の様に先。 平面へと飲み込まれ


 この世界から姿を消し.. .. . . 消えた先がどこかへ繋がっているのかも


 分からないが.. .. . だが、かと言ってそれを拒み列から外れ


 脇の黒い者たちが渦巻く道の上へと足を進ませれば、


 我々は向こうに見える、あの虐げられた異端達の様に、


 また、凌辱や(はずかし)めを受け、この世界から


 不具の様な扱いを受ける____________


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ


「┈┈┈┈…どちらにしろ'地獄'。 夢も、希望も無い_____________


 そんな場所の様だ。 ここは.... !」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ

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