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五十三雨 四つ目の夢∴∵   ― ☰⚊ 「媒質」

挿絵(By みてみん)


スウゥウウゥウゥウウゥウウゥゥ_______________


「(また、'列'がᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


列に並んだ征四郎。その征四郎が、後ろにいる存在達から押し出される様に


自分達から離れた場所で、黒い雨が降り注ぐ中列の外の黒い道を跨ぎ


糸の様に先へと続いて行くこの世界の果てまで続いている様な.. .. . ..


霧がかった様な別の列に目を向けると、その遠目で先へと続いて行く列。 


この空間内にある列の内のいくつかの列と列が、遠く先で光るどこか


異相を感じさせる様な形をした平面が消えるのと同時に、その列と列に


並んだ汚れた様な.. .. . . 人の様にも見える'存在たち'が、


周りに渦巻いていた霧に飲み込まれる様に姿を消して行く______________


「ザアァァアアァァァァァァァァ ッ!


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 当然、気付いてるだろう.. .. . ..??」


「圭、介____________」


チャリ... チャリ.... ッ


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


「  ニヤ ニヤ」


「(  こい、つ…┈┈┈┈)」


まるで、パチンコ玉を弄ぶチンピラの様に、手の中に握りしめていた


金の銃弾の薬莢。 雨の雫に手を滲ませながらその薬莢を手の内で


何度か転がすと、圭介は自分達が今並んでいる白い列。


その列の先に目をやる____________


「  今、向こう側の列が消えて.. . .. ! 


 そして、また別の、向こうの... . . .


「スウゥウゥウゥウゥゥゥ......˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ」


「(  向こう、も_____________


先程消えたと思った右側の列。 そして今度は自分達が並んでいる列から、


反対側の左側の列。 その反対側の左側の列に目を向けると、そこにも


先程消えて行った右側の列と同じ様に、その列自体が徐々に靄の様に


薄れて行き、降り注ぐ雨に紛れる様に姿を消して行く、


別の'存在達'の姿が見える.. . .. .


"チャリ... チャリ....


「クク... .. . つまり、どう言う訳かは分からないがᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !


 この場所の列…┈┈┈┈ この場所にいくつか並んでいる列と列、は


 遥か先に浮かび上がる、光る平面.. . .. . あの平面へと続いており、


 その平面が消え出すと、その平面の前に並んだ列も


 同時に消えて行く.. .. . つまり..... !」


「  人柱__________  '給食'って事か…┈┈┈┈?


 今、この列に並んだ俺達は、あの光る平面にとってのᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !?」


「  '給食'ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ッ 」


"チャリッ....!"


今の征四郎の言葉の響きが気に入ったのか、まるでパチンコ玉を持った


子供の様に、圭介は手の内で摩擦する様に金の銃弾と別の金の銃弾を


激しくこすり合わせる____________


「給食、か…┈┈┈┈ いい例え、だ.. . .. ?? セイ、シロー.. . ..


 あの平面が元となる媒体。 今この列に並んだ我々が、


 供給元となる媒質.. .. .


 そして、あの平面こそが我々媒質の媒体. .. . .


  もし我々が、あの平面に対する餌。 '給食'だとするなら. .. . !


 セイシロウ。 君の例えは、例えて黙せず。


  '見事'としか言い様が、無い、な…┈┈┈┈ !」


「  …┈┈┈何を愉しんでるのかは、分からないが___________


 もし、俺達が、あの平面に対する'餌'で、あの平面が消えた後に、


 俺達が並んでいる列__________ その列が消えるとしたらᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」


"チャリ.... ッ


「ああ。 つまり、は


 'もうすぐ俺達も消える'


 —————そう.... っ そう... . . っ!」


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ この列が先まで続くと、


  俺達が、'消え'る________________


「クカ.... クカッ... クカカカカッ


「  …┈┈┈何が、可笑しいんだ」


「   クカ... .ッ クカカカッ....!」


「(   ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ

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