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二十雨  「浮かぶ物」

挿絵(By みてみん)


"ズ...   ォォォオォオォ.... ン.... ッ


「("これ"は…┈┈┈┈ !


"ザッ!


「はー っ... はー... っッ ハー.... ッ」


「・・・どうやら'本当の自分'を手に入れたみたいだな....!」


「セイシロウ~.... っ!」


数多の星。 そして帆掛け船 剥製 石像の様なミニチュアが


暗い空間に浮かび上がる場所で、征四郎は後ろから息を切らしながら


自分の後を追って来た圭介に、少し驚いた様な顔つきを見せる


「・・・大分、'ゾーン'に入ってたみたい、だが___________??」


「ゾ、ゾー.... ッ !?


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 (ヘイ、兄貴~ ??)


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 (ウェ、ウェケミケ.... ッ!)」


「??」


左上。


「(  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 何かよく分からないけど、


  さっき兄貴が追い払ってた__________ あの、何か気味の悪い、


  心臓とか... 臓器、みてぇなのは、どうやら


  この目の前にいる.. ... '征四郎'には見えてないみたいスよ?)


  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 (ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ああ、それは俺も気付く… …  と言うか、'感じて'いた…┈┈┈┈


  何故かは分からないが、どうやら、存在__________


  ヤツ、征四郎には、よくは分からないが、俺には見えているその


  '存在'の事が'見えていない'様だ… … …


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 (つまるとこ、そう言う事になるんスかねー...)


 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 (・・・ああ、間違いない)」


「…┈┈┈┈どうしたんだ?」


"スッ"


左上を見ていた圭介。


「…┈┈┈┈いやᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! どうもこの世界では不思議な事が


 起こるせいか、あまり、体調が優れなくてね.. .. .. 


 周りを大事に思うが故、なのか___________


 時々、ありもしない'不安な将来予測'が頭に過って


 満たされない所があってね.. .. .!」


「  そうか.. .. ..」


「————それより、それ、何だい?」


征四郎の目の前。


「  ああ、どうやらᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  


 こいつは.. .. . '銃'みたいだな… … ‥?」


「銃....? その、浮かんでるのがかい、 ?」


「・・・・どうやら、その様だ.. .. ..」


"フゥゥゥウウウウゥゥゥ... .. ..˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ˛ཬ


「(いくつか、ミニチュア… … … 石、や、壺や祭壇や羽… … …


  不思議な物が、浮かび上がっているとは思っていたがᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  !)」


征四郎の目の前。 その目の前を黒ずんで色を失ったある程度の


大きさを持つ、星と星の間に浮かんでいる、どこか歪んでいる様な.. ... .


歪みの中に浮かんでいる'ミニチュア'を見ると、どうやら


その浮かんでいるミニチュアは灰懸かった〖白い銃〗の様だ… … …


「それ… … … 確か__________ あの、川に流される前の祭壇˛˛˛˛


 あの祭壇の場所に居た'男が持っていた銃'に似ている様な… … …?」


「  俺も、そう思ってたᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


"スッ!"


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ !」


その暗い歪みの中に浮かぶ白い銃を、何も考えず、


征四郎は手に取る______________


「(この、'勇気'…┈┈┈┈ !


思わず、何の抵抗も無く銃を手にした事に、圭介は軽く


不意を突かれた様な印象を感じ取る.. .. ..


「————どう、思うᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ?」


「  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! 銃、か┈┈┈┈… 何かはよくは分からないが、


 この辺りは物騒…┈┈┈┈ 色々、'用心'できるなら、


 それを使うのも悪く無いかも知れないᱹ ᱹ ᱹ ᱹ 」


「… … …さっきお前がやってたみたいに、


 '見えない何か'に襲われる事もあるかも知れないからな… … ‥」


"スッ


「ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ  ! .. .. ああ、当然、


 '備えて'、おく.... べきだ…┈┈┈┈┈ 」


「  (  ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ ᱹ )」

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