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71話 ギルド登録

「こんにちはー。ご依頼ですかー?」


 ギルドに入ってきた私を見て、受付らしき人が声をかけてきた。


「こんにちは。えっと、採集したものの買い取りと仕事の紹介をしてくれると聞いたのですが」


「買い取りとお仕事ですねー。ギルドの登録は済んでますかー?」


「いえ、初めてギルドに来ました」


「それではまずは登録からですねー」


 そう言うと受付の人は書類を手渡してきた。

 確認してみると、個人情報を書いて出す用の紙とギルドのルールを書いた本のようだった。


 個人情報については年齢や名前などを書くいかにもな物だった。

 職業と住所を書くところをどうしようか悩んだが、職業旅人、住所空欄にしておいた。


 ギルドのルールは依頼の出し方や受け方など色々と取り決めが書いてあった。

 一応この世界にもランク付けのようなものがあるらしく、戦闘系の依頼や一部の採集依頼等はある程度依頼をこなしてランクを上げないと受けることが出来ないようだ。

 これに関しては身の丈に合わない敵と戦うのを防ぐための措置との事だ。私は戦う予定は無いのであまり気にしなくて良いと思うが。

 こういうとき戦闘チートのようなものがあれば活躍できていいんだろうなと。よくそういった異世界ものの物語があるが、無双して活躍したいという思いは分かる。


 書類を書いて渡すと、それと引き換える形で小さなカードのようなものを渡された。

 カードを確認してみると、私の名前が記入されているだけではなく、「E」と書かれていた。

 つまるところギルドのランクはEランクから始まるというわけだ。


「ルールの方に書いてあったので認識されているかもですが、今渡したのがギルドカードになりますー。ギルドでのランクの証明、確認に使うものなので紛失したりしないようにしてくださいね」


 これで私もギルドの一員となったらしい。一員となったから何という訳ではなく、ギルドのサービスが使えるようになる程度だが。

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