表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/111

48話 魔女箒の仕組み

 収納系の制約の話を聞いて、ふと気になった事があった。私が使っている魔女箒だが、あれは大丈夫なのだろうか。

 そもそもあの魔女箒がどういった原理で動いているのか聞いたことが無かった。魔女箒と言うぐらいだし、魔法の力で動いていそうなものだが。その場合、私は魔法なんて使えないはずだし、一体どうなっているのだろうか。




「という訳なんだけど、この魔女箒ってどういう仕組みで動いてるの?」


 とりあえずとばかりに女神に聞いてみた。


「あー、これは光をエネルギーに変換してるらしいですねー」


「太陽光発電みたいな感じ?」


「似たような感じですねー。」


 詳しく聞いてみると、太陽光発電よりかなり効率良く光をエネルギーに変換することが出来るようだった。そこから変換したエネルギーを使って重力を制御して空を飛ぶという仕組みらしい。

 なんとなく言っていることは分からなくも無いが、少なくとも私の元いた世界では再現出来ない技術の類のようだった。


「ちなみにこれ箒型になってるおかげで表面積が増えて効率良く光を吸収できるみたいですねー」


「この形状意味があっての事だったんだ…」


 魔女といえば箒ぐらいのノリの代物だと思っていたが、予想外に意味のあるものだったらしい。

 なるほど異世界技術は世界によってできる技術出来ない技術というようなものもあるわけで、物語でそこまで深掘りされる印象が無くて意識していなかったが案外ロマンのある話なのかもしれない。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ