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ひな月の恋うた

君色レイニードロップ

作者: ひな月雨音

どうしたの?

何が悲しくて

そんなに泣いているの?


どうしたの?

それとも

うれしくて

泣いているの?


キミの涙は

冷たくて

それでも

ボクには

温かくて


言葉じゃない

何かが

そうさせているんだね?


じゃあボクは

傘を差すのを

やめるよ


そうすれば

キミの涙を──

キミの想いを──

全身で

受け止めることが

出来るから


そしたら

キミも

にっこり笑って

くれるかい?


キミの笑顔を

見ていると

それだけで

世界は素晴らしいと

思えてくるんだ


だから──


ボクに

雨上がりの虹を

見せておくれ


「ああ、キミはやっぱり……

美しい」


雨が好きな私は、朝カーテンを開けて雨が降っていると、小さなガッツポーズから、一日が始まります。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 拝読いたしました。  全身で雨を、「キミ」の涙を受け止める――「ボク」の「キミ」への想いが、とても優しく感じられました。  「キミ」の笑顔が雨上がりの虹だなんて、キュンとしますね。 …
[良い点] 拝読させていただきました。 とても綺麗な詩ですね。 読んでいて虹色に輝く雨を思い浮かべました。 優しい雨の詩をありがとうございます。
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