君色レイニードロップ
どうしたの?
何が悲しくて
そんなに泣いているの?
どうしたの?
それとも
うれしくて
泣いているの?
キミの涙は
冷たくて
それでも
ボクには
温かくて
言葉じゃない
何かが
そうさせているんだね?
じゃあボクは
傘を差すのを
やめるよ
そうすれば
キミの涙を──
キミの想いを──
全身で
受け止めることが
出来るから
そしたら
キミも
にっこり笑って
くれるかい?
キミの笑顔を
見ていると
それだけで
世界は素晴らしいと
思えてくるんだ
だから──
ボクに
雨上がりの虹を
見せておくれ
「ああ、キミはやっぱり……
美しい」
雨が好きな私は、朝カーテンを開けて雨が降っていると、小さなガッツポーズから、一日が始まります。