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公衆厠所  作者: おがわかなた
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7/32

公衆厠所 第7公園

[第六公園続き]


友人との会食後、トイレの個室でようを済ませた後に注意書きに

気づいた。


「今更……」


『しっかり鍵をかけてください』


確かに、鍵がかかりにくい状態だった。


うぉっ、中途半端だった。


もし、外から誰かが空けたら、俺の一物がみられてしまう。


内側に注意書きするんじゃなくて、外側にしてほしかったな。


それなら、空ける時にも気をつけるんだけどなぁ~


[第六公園完]



----------------------------------------------------


[第七公園]


公園のトイレは俺にとってのオアシス。


それは言いすぎだって……


頻尿患者にはそれくらいに感じるんだよ。


「さっき、トイレに行ったばかりなのになぁ……」


そうなのだ。


ほんの20分前にトイレに行ったのに、また行きたくなる。


「公園を探すか」


俺はスマホを取り出し、地図で付近に公園がないか確認する。


「……あった、2区画ぐらい離れたところだ」


現在地を確認し、公園に向かって歩き始める。


「おおっ、結構大きな公園だな」


入り口は開けているが、遊歩道から先は木々が生い茂り、奥の方は見えない。


入り口付近、遊歩道のすぐ横にトイレがあった。


「この公園は優しさがあふれているな」


ログハウスのようなとてもお洒落で綺麗なトイレ。


内装も、木目調でお洒落だ。


住みたくなってしまいそうである。


俺は小便器の前に立ち、放尿を始める。


ふと見上げる気になる広告文面が……


→ 次回に続く

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