表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
公衆厠所  作者: おがわかなた
24/32

公衆厠所 第24公園

[第23公園]



いつも通り、公園のトイレ、様式の便器に座り、さて個室から出ようか、

とふと目の前の扉を見たら


「お会計は右手にあります」


お金とるのか!!


まぁ、時々あるよな、こういうトイレ。


海外に多いけど、日本でも見たことがある。


『それにしてもお会計って

 コンビニや飲食店じゃないんだから……』


個室を出て、洗面台を見ると、お会計と書かれた小さなレジが置いてあった。


『どうしようか。

 値段も書いていないし……』


どれくらい入れているのか確認する為に、レジを開けてみる。


その中に入っていたのは、葉っぱやごみが入っているだけだった。


俺は、レジを閉め、その場を立ち去った。




[第23公園 完]


---------------------------------------------------


[第24公園]



俺は、公園のトイレに来ていた。


『洗面台、OK』


特に、レジなどが置かれていないことを確認した。




個室の洋式トイレに腰を下ろすとホッとする。


ここは俺にとってのオアシスなんだ。


そんなトイレには、人生ロマンがある。


今日も、見回してみると


『あった、あった』


そこには何か書かれている。


『目標か……』


その目標に俺は、共感できるようなできないような

感覚に陥るのだった。


⇒次回に続く


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ