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公衆厠所  作者: おがわかなた
20/32

公衆厠所 第20公園

[第19公園続き]


田舎の暗いトイレ。


恐い人たちの集まりそうな公園だった。


やはり、落書きもそれなりだったが……



『喧嘩上棟』



上棟?


『上等』と間違えたのだろうか?


いや、それとも家でも建てたのか?


その時に喧嘩した?


いったいどういうことなのだろうか?


謎は謎を呼ぶ。


迷宮入りだ!!



[第19公園完]

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[第20公園]


俺の冒険の旅は、長く苦しいものだった。


熱く照り返す地面が俺を苦しめる。


一歩一歩、着実に目的地に近づいている。


地図を広げ、もう一度、目的地を確認する。


この方向で間違いない。


地図を懐にしまい、再び歩き出す。


日差しが俺の行く手を阻む。


しかし、負けるわけにはいかない。


この先には、宝物が眠っている。


負けてたまるか。


そして、目的地らしき建物が見えてきた。


「あれだ!!」


俺は気力を振り絞る。


あと少し、あと少し……


「やったぞ!!」


ついに目的地を発見。


それは、歴史を感じさせる木造の建物。


玄関を入ると、涼しげな土間がある。


そしてたたみの部屋、日の光で色あせた木の廊下、

その奥にトイレはある。


何が発見されるのかワクワクがとまらない。


→続く


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