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彼の覚悟と儚い希望 


「お、来たきた。」


・・・・同じ展開・・・・まさかな。


「実はね、大変なことが起こったのよ。生徒会室に行くわよ。」


と手を引っ張る北条さんに俺はおもむろに口を開く。


「生徒会から非常事態宣言・・・・ですか?」


北条さんの足が止まる。。。 それと同時に俺から手が離れる。


「き、君、な、ぜそれを?」


動揺したのか彼女の顔がこわばり足が止まる。


「すいません、北条さん。」


振り返る彼女に俺はポケットに忍ばせていたスタンガンで気絶させた・・・・・


「一人でいっ。。。。」


力が抜ける彼女を拾い上げる。漫画の主人公だったら腹に一撃で気絶。。。。。


「フッ・・・・だせ~orz 」


女の子にこんな事する人間が。。。まともじゃないことぐらい分かっていた。


 「行ってきます。」


彼女を後に体育館へ走る。 キョウは覚悟を決めエレベーターに向かった。


ドゴーーーーン!!!


ちょうど地下6階に差し掛かった頃だった。 衝撃と共にエレベーターが停止する。


「き、来た! あの時、あの時と同じ。。。。」


自然と震える体から汗がにじみでる。死の恐怖。


そして生きる事への執着心。


二度も死んだ人間の言うことじゃないけど。。。。


怖い。


そして俺の目の前にピエロが現れた。


あの時と同じく夜野の悲痛な叫びが階段に響く。


「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


その声は、何を訴えているのだろうか。


「次は負けない。確実に仕留める。行くぞ『ファントム!!!』」



始まり。退屈な日常との決別。



あの日から俺は。。。。強くなったのだろうか?



そしてあの事件から1ヶ月の月日が流れた・・・。



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