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第十二項

 月明かりの中、ミコットは洋館を背に佇んでいた。

 冷たい風が頬を撫で、真紅の髪を揺らす。外の気温はかなり低い、普段であれば身を震わすところだろう。しかし、今の彼女にはとっては火照った体を冷ますのにちょうどよい心地よさだ。それにより緊張が幾分和らぐのを実感できる。とはいえ油断することはできない。自らを奮い立たせ気を引き締める。今までの幼い顔つきから一変して大人の、否、戦士の顔つきに戻していく。


 服装も変化していた。フリルのついたノースリーブの上着にフレアスカート、どちらも彼女の感情を表しているかのような真紅の布地。先程まで来ていた簡素なワンピースに比べて高級感がある。外出着といったところか、人前に出る以上、たとえそれが死地であったとしても身なりを整えたいと思うのは女性として当然のことなのかもしれない。


 ミコットとしては汗も流して来たかったところではあるが、流石にその時間はなかった。待ってくれる手合でもないだろう。着替えが出来ただけでも御の字と割り切るしかない。

 

 また、変化したのはミコットだけではなかった。結界が崩壊したことで洋館を包んでいた新緑の檻は消え去り、在るべき姿へと戻っている。草木が生い茂り足の踏み場もなかった地面は綺麗な芝へとその姿を変えていた。


 森の中とはいえ洋館周辺は開けた空間になっている。少なくとも自分の姿を見落とすことはあるまいと、そう考えながらミコットは改めて自分の体の状態を確かめる。


 通常時の三分の一以下、それがミコットの持つ魔力の現状だ。魔力が三分の一だからといって、そのまま戦闘能力が三分の一というわけではない。肉体的、精神的疲労も合わせればまともに戦える状態とは云い難い。

 

(何というか、我ながら損な性格ですよね)


 そう思い、ミコット自嘲気味に笑を浮かべる。彼女はこんな状態で頑張っている自分のことがほんの少し可笑しかった。仕える主人のためとはいえ、自身の命を賭してまで戦おうと考えるのは昔の彼女からすれは信じられない変化であった。


 本当に変わったなと思える。変わることができた喜び…そしてそれを善しとできる今の自分をほんの少し誇らしく感じられる。


(……来ましたか) 


 数人の影が遠くから近づいて来るのがわかった。気配を察知したとか、そういう出鱈目な感覚からではない。結界がなくなったことで森の中は意外に見通しがよくなっている。単純に人影が確認できたのだ。

 

 見たところ相手方も―少なくとも目に見える人影たちは―姿を隠す気がないのだろう。真直ぐに向かってくる。堂々と待ち構えていれば話し合いには応じるだろうと思ってはいたが、実際に乗ってくるかは五分五分と考えていた。


 ミコットは良識ある指揮官に心の中で感謝し、同時に警戒も強める。向かってくる人数は3、この時点で伏兵が潜んでいるのは間違えない。蟲使いの言葉では取り囲める程度の人数がいるはずだ。


 現れたのは少し幼さの残る騎士。ミコットにとって騎士の服装は見慣れたものだ。その特徴である程度の階級や部隊構成などは看破できる。少し信じられないが目の前を来る若い騎士が部隊の指揮官クラスらしい。もっとも、ミコットとて他人の見た目に文句が言えるような姿はしていない。見た目で判断してはダメだと言い聞かせる。 


 そこに強面の騎士が続く。屈強な体躯に歴戦の戦士を思わせる気配。ミコットは一目見てその騎士が強者であることを理解した。ここに来てのやはり相手の戦力を見誤っていたと痛感する。


 そして一番後ろに一種独特の雰囲気をもった人型が現れた。薄紫のローブを纏った細身の男。見間違えるはずはない、蟲使い、この場で最も警戒すべき相手だ。洋館内で対峙したとき以上の嫌悪感。ミコットは恐怖に飲み込まれそうになりながらも必死に自身を勇め、口を開く。


「お待ちしていました」 


 あくまでも余裕を持った表情で、自分の疲弊を感じさせないように凛とした態度を示す。

 丁寧な出迎えなど予期していなかったのだろう。二人に騎士は僅かに困惑の色を見せる。それでも直ぐ様自分の仕事を思い出し行動へと移った。先頭を行く若い騎士は強面の男と何か合図を取る。すると強面の男はをごそごそと荷物から何か漁りだし若い騎士へと手渡した。


「ミコット=ルノアールで間違いないか」

「…はい」


 威圧的な口調の若い騎士に対してミコットはただ肯定する。


「我々はメレク王国騎士団第3陸戦中隊のものだ。私は副隊長を務めるバーンズ=ウィーレンス。我々がここに来た理由は理解しているな」

「………」 


 ミコットは無言で頷いた。ここに彼らが来た目的など端から理解している。既に蟲使いから要求も聞いているのだ。だからこそ出迎えた。踏み込まれてセフィリアの近くで戦闘になるのは避けなくてはならない。ならば自分から場所を限定した方が上策というものだ。


「そうか。ではミコット嬢の匿っている第四王女の偽物・・が居るならを引き渡してもらいたい。これが令状だ」


 そう言ってバーンズは強面の騎士から渡されたものをミコットへと向ける。それは一枚のスクロール。教会の発行した逮捕令状だ。正式な王国印も押されている。


(……え?)


 ミコットはその言葉と行動に疑問を感じた。何故今更セフィリアの真偽を問うのかと。この者達の目的は召喚物、つまりはタヴのはずだ。そのために人質まで取っているのだ。そもそも本物と確信していなければ人質として機能しない。何より偽物に大魔術の行使などできない。騎士の行動、そこから導き出せる答えは単純であった。


(……蟲使いと騎士は協力関係にない)


 ミコットはそう結論づける。正確には積極的な協力関係にはない。蟲使いが独断で動いていると見るべきだ。接触をしてきたのが蟲使いだけであったこと、更に騎士達を自分の駒のように言っていたことから一つの目的のために動かされている部隊だと勘違いしていた。


 対応さえ間違わなければ敵対しないかもしれない。ミコットの中に淡い期待が生まれる。問題はどうやってセフィリアが本物であると伝えるかだ。己の目的を隠している以上、蟲使いは無理な行動はしない。隠しているだけの理由があるはずだ。だが真実を伝えようとすれば動かれる。かといって蟲使いを無力化しようと手を出せば目の前の騎士も敵に回るだろう。


(……今日は手詰まりだらけですね)


 自分の置かれた状態に歯痒さを感じながらミコットは必死に考えを巡らせる。しかし、時間などなかった。令状を示した以上、騎士がいつ実力行使にでてもおかしくない。


 ミコットが黙っていたのはほんの数秒、だというのに強面の騎士が一歩前に出た。その大きな体躯はすっぱりとミコットが隠れてしまうもほどだ。蟲使いとは違った威圧感。それを前にミコットは思う。この男が相手に加わったら負けると。


 そして強面の騎士はゆっくりと腰の剣を抜き、口を開いた。


「投降すれば手荒な真似はしない。俺に子供を切らせないでくれ」


 厚みのある低い声にはそれだけで他人を納得させてしまいそうな圧がある。そして騎士はミコットに空いた手を差し向ける。


 その掌を見た瞬間、ミコットは理解した。そして叫ぶ。


「逃げて!」


 その叫びと同時に世界が歪んだ。



◆◇◆

 


 ―それは地を這う様に、木々をすり抜ける様に歩み寄る。


 そこに居たのは一人の騎士だった。頼りない若い上官の命に従い洋館の裏手側に待機していた唯の騎士。取り分け優秀というわけではないが無能と云うわけでもない。与えられた仕事はこなすし、それなりの機転も効くと自負している。少なくとも足手纏いにはならない人材、それが彼だ。


 ―それは音もなく、気配もなく、淀みなく忍び寄る。


 最初は退屈な任務だと思っていた。しかし、蓋を開けてみればきな臭いことこの上ない。上官からの一方的な支持だけでは解らないが、もしかしたら自分はとんでもない事件に巻き込まれてしまったのではないかと不安に身を震わせる。


 ―それは機を伺ために、機を逃さぬために息を潜める。


 それでも状況は悪くはない。手練の助人もいる。何より、あの真赤な化物と直接戦わずに済む場所にいるのだ。彼は知っていた。その幼い容姿からは想像もつかない理不尽な力を。今は唯そのことをに安堵し、気を緩める。

 

 ―それはその一瞬を見逃さない、その一時を無駄にはしない。


 騎士の意識が揺らぐ。


 何が起こったのか理解できなかった、ということはよくあることだ。予想だにしなかった出来事に見舞われれば誰でもそうなるだろう。だが、理解出来ているのに抗えないということは少ない。


 騎士は襲撃にあっていた。


 一瞬気を緩めたとはいえ現状で警戒を怠ってはいなかった。警戒していた以上襲撃は予想しうるものだ。何も出来ずに無力化されることはない。そう思える程度の訓練は受けている。なのに抗えなかった。 


 襲われていることは理解している。自分がどうするべきかも理解している。だが何もさせてはもらえない。それほどに一連の流れは洗練され、騎士には美しくすら感じられた。


 抵抗するために武器を抜こうとすれば、何時の間にか剣は腰を離れ地面に横たわっている。逃げようとすれば追いつかれ、足を絡ませ転倒させられる。声をあげて助けを呼ぼうとしたときには既に遅かった。


 うつ伏せに押さえ込まれた視線の先には自身の剣が突き立てられる。時間にして僅か数秒、人間、こうも簡単に動きを止められてしまうものなのかと感服してしまう。魔術を使う暇も与えてはくれまい。その素振りを見せた時点でこの襲撃者は動くだろう。


 こんな何もないところで誰かもわからない襲撃者に殺されるのかと、騎士は意外にも冷静に死を受け入れていた。こんな仕事に付いた以上理解していたことだが、実際に向かえてみれば何の感慨も浮かばない。


 せめて顔だけでも拝んでやろう。騎士は何故か最後にそう考えた。騎士として、せめて自分を殺した者ぐらい知っておきたかったのかもしれない。動かぬ体を無理やり捻り、襲撃者へと視線を向ける。


 だが、その行動は明らかな抵抗だ。襲撃者が容認する訳もない。寸での所で薄れゆく意識。それでも、ただ一つその視界に残るものがあった。


 暗闇の中に光る青い点。その光景を最後に騎士の記憶は途絶えた。



◆◇◆



 混沌とした意識のなか、ミコットは辺を見渡す。

 綺麗に生え揃っていた芝は無残にも捲れ上がり見る影もない。まるで辺り一面で何かが爆ぜたような傷跡が大地に残されている。離れた位置にある洋館の壁にもいくつかの亀裂が見て取れた。周りの木々も幾らか薙ぎ倒されたのだろう。そこに巣くっていた生きものたちのざわめきが聞こえる。 


(…空間振動系、厄介なっ!)


 意識が奪われなかったのは幸いだが、まさか先手を取られるとは思っていなかった。それも騎士達すら巻き込む方法で。


 騎士達はすぐ傍で倒れ込んでいる。無事は確認できないが人の形は残っているので生きてはいるだろう。ミコットが咄嗟に大きめの障壁を貼ったことである程度のダメージは緩和出来たのだ。だが、大きさの代わりに単位面積あたりの強度は低いものになった。本来、自分自身の体を守るだけであれば、ミコットは無傷でいられたはずだ。


「お優しいですね。それとも味方・・が出できて判断を誤っただけでしょうか」

「……やっぱり、見えてましたか」

「こちらは気づかれていると思いませんでしたよ」

「…魔力視っ」


 ミコットは顔を顰めて呟く。

 強面の騎士の差しだした掌にあったのは文字。ただしそれは普通では視認できないものであった。魔力で編まれた即席のメッセージだ。


 魔力というのは基本的に不可視なものである。それはミコットとて変わらない。単純に魔力で編まれた文字であれば彼女にも確認することはできない。だが、彼女には騎士の掌の文字を読み取ることができた。否、彼女にのみ読み取れるように調整されていた。


 人の目が特定の物体の色を見るとき、その色というのは物体の反射する光の波長で決まる。それと同じ要領だ。魔力で編んだ文字で特定波長の光のみをミコットの眼に反射させ彼女にのみ見える文字を作り出した。

 非常に秘匿性が高く跡にも残りにくい。緻密な魔力操作が必要で諜報関連の特殊な伝達手段として用いられることが多い技術だ。それを一瞬にして淀みなくおこなったことから騎士の魔術士としての力量の高さがうかがえる。


 記してあった文字は長いものではない。あったのは四つの単語。『王女』『本物』『真実』『求』それだけである。これだけでミコットならば十分に察することができると踏んだのだろう。また、この伝達手段であれば一瞬の接近で済む。証拠も残らない。確実に蟲使いの裏をかけると考えても無理はない。


 ただ現実は甘くはなかった。


 ―魔力視

 

 それは先天的に特異な魔力感知器官を有する者の総称だ。視とは言ってもその器官は瞳に限らない。人体の感覚器官に遺伝的、または突然変異で発現するそれは持ち主の数だけその形が存在すると言われている。

 主な効果は言葉の通り魔力を視ること、それはこの世界に於いて圧倒的なアドバンテージとなる。蟲使いにとって騎士のメッセージなど丸見えでしかなかったのだ。

 更に、ミコットは知る由もないが、蟲使いの魔力視は世界で唯一後天的に発現させたもの。偶然の産物でしかない先天的なものに比べてその感度は圧倒的に高い。


「参考までに、何故気づいたのか教えてくれませんか?」


 蟲使いは問いかける。ここまでの行動で魔力視がバレるような失敗をした覚えはない。魁蟲という虫の性質を知っていれば魔力の情報を得ていると考えてもおかしくはないが、それはあくまでも使い魔からの情報の受信であって魔力視ではない。しかしミコットは魔力視と口にした。


「……虫の配置が完璧過ぎました」


 ミコットは蟲使いの質問に簡潔に答える。答えになっていないような内容だが、これだけで十分と睨みつけるように言い放つ。それに対して蟲使いは、


「なるほど、確かにそこからなら予想できる」


 その一言だけで理解した。何故、己の力の一端がバレていたのかを。


 ミコットが警報によって虫の存在に気づいた時、偵察用の虫の配置は完璧といっていい状態であった。それはどのように行うにしても一つの条件が必要になる。洋館に備えられた警戒術式を避けることだ。


 ミコットが知る限り警戒術式を掻い潜り洋館全体に虫を配置する方法など魔力視以外はなかった。加えて言えば配置が終わった後に警報が鳴ったこと。あれは警戒に引っかかったのではない。準備が整い自分から警報を誘発したのだ。


「私からも一つ、……何故仲間を巻き込んだんですか」


 倒れ込む二人を見てミコットは申し訳なさそうな顔をする。ミコットにはこの二人が何故真実を知るに至ったのかわからない。どのような想いから協力しようとしたのかも知らない。それでも危険を冒して歩み寄ろうとしてくれたのだ。彼女にはどうして蟲使いが手を出したのか知っておく必要がある。


「こちらにも色々と事情があるのですよ。知ってはいけないことを知られたら始末するのは当然でしょう。それと、そこの歴戦の騎士様は正直邪魔だったのでね。ちょうどいい機会でした」


 それに蟲使いはさも当たり前のように答える。何の悪びれもなく当然だと言ってのける。ミコットにもその感覚は解る。彼女とて主のためなら非道な決断を厭わない人間だ。それでも命に対して最低限の敬意は払う。奪うことへの後悔も受け止める。その覚悟を持ってミコットは主の敵を倒す。


 だが、目の前にいる相手は全く違う。同じ人殺しでもその本質は大きく異なる。ただ、意味もなく人を殺せる人間とすらいえない化け物だ。


「あと勘違いしてもらっては困ります。巻き込んだ訳じゃありません。最初からそこの二人しか狙っていない。むしろ巻き込まれたのは貴方の方ですよ。それも自分から」


 そんなミコットの気持ちなど知らずに蟲使いは説明する。自分はミコットを殺そうとした訳ではないと、気を悪くされてはたまらないと見当違いの弁明を続ける。


「貴方は大切な取引相手なのですから自分の身をもっと大事にしていただかないと」


 困ったものだと、量の手を左右の肩ほどまで上げ振ってみせる蟲使い。その行動一つで場を和ませられるとでも思っているのだろううか。それは只々ミコットの感情を逆撫でするだけでしかないというのに。

 

 これほどまでに他人を嫌いになったのは何時ぶりだろうか。ミコットが一目見て感じた通りのろくでもないモノ。もはや迷いなどなかった。


「お名前を聞いてもいいですか」


 それでもなおミコットは名を尋ねる。相手が化け物でも自身の決めた最低限の敬意は払う。


「そういえば名乗っていませんでしたね。ロプト、ロプト=ラフェメールと申します。以後お見知りおきを」


 恭しく頭を下げる蟲使い、ロプト。その仕草は優雅ではあるもののミコットには嫌悪感しか感じられない。


「貴方がどういう人間なのかは良くわかりました」


 そして彼女は覚悟を決めた。

 ミコットは二の腕まである手袋に手をかけるとそれをゆっくりと外していく。

 現れたのは透き通るように美しく華奢な腕、などではなかった。

 そこには肘から指先まで墨汁で塗りつぶされたような漆黒の腕。それも所々ひび割れ、とても乙女の柔肌とは思えない硬質なものであった。まるで炭だ。とても生きた人間の腕とは思えない無機質な塊がそこにはあった。


「……灰燼の腕」


 それをみて終始余裕の表情であったロプトの顔が強ばる。同時に交渉が決裂したのだと理解する。


「ロプト=ラフェメール。貴方はここで消し炭になりなさいっ!」


 少女はその命を燃やし主を守ることを選択した。

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