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[445]sidestoryジェネット=グリコス

「明日は久しぶりに工房に顔を出そうと思うのよ」

「承知致しました お時間はお決まりですか?」


もうー。



私は大袈裟に頬を膨らませ、不快な表情を作って見せた。

「ドミ あなたはもう少し賢い人だと思っていたわ」


テーブルの上に両肘をついて指を組む。そうして少し上目遣いに睨みつけると彼はオロオロと狼狽え始めた。


「ジェ ジェネット様?」「それよ」


ドミの声に被せるように返すと彼はきまり悪そうに視線を下げた。


「もう言うのも疲れてしまったわ 何度この話をしたかしら 私百回は言っていると思うのだけれど」

「申し訳・・・いえ


 ごめん ジ ジェネット」



百回どころじゃないわよね、ドミ。

私達がこの邸で暮らし始めて何年になるか知っていて?もうじき七年よ?つまりドミと私が恋人同士になって七年になろうとしているの。なのにいまだにあなたときたら。



分かっているわ。あなたが一晩寝たら忘れてしまうおばかさんではないことや、私達がリサのところのような関係とは違うことも。


それでもドミ、あなたは私の気持ちに応えたいと言ってくれた。護衛ではなくこれからはパートナーとして私の側にいると。



「ジェネット 俺はあなたのことが誰よりも大切だ だから頼む 機嫌を直してくれないか 俺が悪かった」


ドミは何も悪くないの。知っているわ。でもね、私はただあなたと対等でありたい、それだけなの。

私は静かに立ち上がり、ドアへと向かう。そして数歩歩いた先で振り返った。


「怒ってはいないわ 少し寂しいだけよ

 明日は朝食を食べたら出かけましょう 午後はお父様に呼ばれていたでしょう? おやすみなさいドミ」



「おやすみジェネット よい夢を」




----------


「公爵様 ようこそおいで下さいました」

「皆 調子はどう?この間のベビーベッドは素晴らしい出来だったわ リサもとても喜んでいたの」


ここは、ステファンマルクでの研修を終えた職人達が働く工房。グリコスの若い職人が何人も弟子入りしていて、今では国で一番の木材加工工房と言われているの。



以前、妹リサの出産祝いにと贈ったベビーベッドは大好評だったわ。

ああ、もちろん私達の邸で使っている家具も全てこの工房で作られたものよ。どれもとても使い勝手がいいの。家具は美術品ではないから、美しいだけではいけない。この辺りは彼等がステファンマルクで学んできたことが、しっかりと生かされているのよ。なので自信をもってリサにも贈ったというわけ。


それで今日は、もう一台ベッドを注文するつもりなの。今度は友人への贈り物としてね。




その時ふと工房の片隅に置いてあるものが目に入ったの。

「これは?」


それはとても小さなキャビネット。キャビネットだけではなくて、テーブルやソファーにベッドもあるわ。全てが小さくて、でも本物と違わず大変精巧に作られている。なんて可愛らしいのかしら。


「ああ!それは俺が作りました 薪にするには惜しい木っ端でしたので」


まあ!端材から作ったというの?

その時私は直感のようなものを感じたの。これは趣味で終わらせてはいけない、間違いなく成功すると。

玩具とは違って、細部まで本物と同じように作られているところがまず魅力だわ。インテリアとしても充分満足させられる作品よ。

一つだけ飾るのではなくて、こうしてひとつの部屋のようにまとめて飾る方がより効果的ね。まるで小さな家のよう~



そうだわ!


「誰かこの家具に合う家を作ることはできて?そうね必要なものは用意するわ」

ベッドの上には寝具があるべきだし、ソファーにはクッションを置きたいわね。そして壁よ!壁には美しい絹を貼って、床はー


私はたった今思いついたことを話して聞かせる。



「これを友人への贈り物にするわ その後大々的に宣伝しましょう 間違いなくグリコスの名産になるわ」


スイーリ様は今、三人目のお子様を身籠っていらっしゃるのよ。

ようやく自国から自信をもってお贈りできるものを作り出せるようになり、生まれてくるお子様のためのベッドを贈ろうと思っていたわ。けれど、決めた。こちらの方がきっとお二人には喜んでいただけるはずよ。



けれど、そんな私の期待とは裏腹に職人たちの反応は芳しいものではなかったの。

「公爵様 このようなものをお買い求めになる方がいらっしゃるでしょうか」

「置き物にしかならない品でございます」


そうね、あなた達がそう考えるのも無理はないわ。

この国は歴史が浅くて、元はと言えばベーレングの一貴族が始まりだったから。名ばかりの貴族はいるけれど、その多くが平民とさほど変わらない暮らしをしているわ。この工房で作られる素晴らしい家具も、グリコスの人々にはなかなか手が出せるものではないものね。

この国の民は贅沢品には馴染みがなさすぎるのよ。贅沢三昧の王族を除いてね。


けれどね、海の向こうにはこういうものを望む人達がたくさんいるのよ。私達はそういう国を相手にしていかなくてはならないの。レオ殿下に初めていわれた言葉を思い出すわ。


[グリコスにしかできない価値をつけること]


資源に乏しく、国土も狭いグリコスでは、木一本も考えて使わなくてはならない。数で勝負はできないの。その点この小さくて美しい家具はまさにうってつけよ。


「自信を持ちなさい あなた達の腕はステファンマルクの一流の職人から認められているのよ その一流のあなた達が作る装飾品が売れない理由があって?売ることは私に任せなさい 必ずグリコスの名前をあまねく世界に知らしめてみせるわ」



数日後にまた訪問する約束をして、この日は切り上げたわ。それまでに私の方でもできる限りの準備はしなくちゃね。そうね、布を扱うのは職人の家族に声を掛けようかしら。裁縫や刺繍が得意なものが何人かはいるはずよ。





「ドミはどう思う?」

王宮へ向かう道すがら、工房での話を聞いてみたの。


「ステファンマルクの王太子ご夫妻への贈り物にするのか?俺はとても良いと思う」

流石はドミね。私が誰への贈り物にする予定なのか、ちゃんと分かってくれていたわ。


「ええそのつもりよ ご嫡子とご次男の誕生の時には間に合わなかったけれど ようやくお贈りできるものを作れるようになったでしょう? お二人に見ていただきたいのよ」


「ああ ステファンマルクの王太子殿下ならばお認め下さるに違いない」

その後も続きそうな勢いだったのに、ドミは突然そこで言葉を切ったの。不自然なほどにね。


「その続きも聞きたいわ」


ドミはやや耳の先を赤くしてぼそぼそと続けたの。視線を逸らせてね。

「殿下はどこかジェネットと似ている」


「まあ それは光栄だわ」

ドミがどの部分を似ていると感じたのかはわからないわ。でも尊敬する恩人と似ていると言われていやな気持ちになる人はいないでしょう?







「ところで今日は何の用事で呼び出されたのかしらね」

お父様から連絡があったのは四、五日前だったかしら。ドミと二人で来るようにと言われただけで、用件は聞いていないのよね。


ドミも首を傾げている。そうよね、二人で呼ばれることなんて今までにも殆どなかったもの。




お父様の執務室に向かうと、中からルイスがドアを開けて出迎えてくれた。

「お姉様 オルソン卿 お待ちしていましたよ」


ルイスは今年二十一になる私の弟。もう結婚して三年になるのよ。そのルイスも呼ばれているなんて、一体どんな話なのかしら。


「あら ルイスも呼ばれていたのね」

ルイスはニコニコしながら、ソファーへと私達を案内した。


「父上はすぐ戻りますから座って待っていましょう」

「ええ そうするわ」


ドミと並んでソファーに座り、その向かいにルイスが座った。侍女がお茶を三つ用意して運んできたところで、慌ただしくドアが開いたの。


「早かったなジェネット オルソン卿

 いや待たせて済まなかった」

速足で近づいてきたお父様が、立ち上がろうとするドミを制しながらルイスの隣に腰を下ろした。


お父様の前にも侍女がお茶を用意すると、席を外すように言われて部屋を出ていく。



「さて と

 何から話そうか」

あら、いくつか話があるようね。この場に呼んだのはお父様だし、私達はいくらでも聞く準備ができているわよ。



「陛下のご容体が思わしくないことは知っているな?」

「ええ」

年の初めにひいた風邪がきっかけで、寝たり起きたりお過ごしということは聞いていたわ。

予想外の話が始まり、私は慌てて顔を引き締めたの。



「今後のことを話そうと思ってな それでジェネット お前を呼んだのだよ」

「まさかー」

ご危篤なの?陛下には長らくお会いしていなかったわ。もしかしてもう意識もないのかしら。



「いや 今すぐどうこうということはない しかし今年の冬を超えることは難しいらしい」

「そう・・・」


しんみりとした空気が流れ、誰もが沈黙している。

けれど不思議でもあったの。なぜ私達だけが呼ばれたのかしらね。陛下のご病状を伝えるために?ではなぜリサは呼ばれていないのかしら。



「私は王太子を降りようと思う」

お父様のその一言に、驚いた私は危うくカップを落としそうになったわ。お茶を飲んでいる時にとんでもないことを話し始めないでちょうだい。


「何を仰っていますの?たった今陛下のご容態についてお聞きしたはずだけれど」


お爺様の命が長くないと知りつつ王太子を退くだなんて、お父様は正気なの?グリコスを畳んでどこかの国に身売りでもなさるおつもり?そんなこと断固として反対よ。



「話はまだ続くのだジェネット 今後の話だと言っただろう?」

「え ええ・・・そうだったわね」


お父様が何を考えているのか見当もつかず、私は口を噤んだわ。まずは全て聞いてしまわないと。



「ジェネット お前を王太子にしたいと思う

 いや王太子にする これは決定だ」


あまりに突拍子もない話に、私は驚くより前に呆れ果ててしまったわ。一体何を言い出すのよ。


「お父様 ご自分が何を仰っているのかわかっていて?

 私は既に王家を離れているのよ それにルイスはどうなるの? 次の王太子はルイスで その時お父様は玉座に座っているはずだわ」


なぜ自分の父親に、こんな子供に教えるようなことを言わなくてはならないのかしらね。

こんなくだらない話で呼ばれたのだったらもう充分だわ。さっさと帰りましょう。



その時、お父様の隣でじっと聞いていたルイスが言った言葉で私は、ようやくこれが冗談ではないのだと思わざるを得なくなったの。


「お姉様 これは単なる父上の思い付きではありません 陛下と僕の希望でもあるのです まずは話をお聞きくださいませんか?」



お父様とルイスが代わる代わる話したことを要約すると、陛下は過去の大きな失策を今でも悔やんでおられるのですって。人の口には戸が立てられないとは言うけれど、いつしかそれは市井に知れ渡り、民の心は王家から離れてしまったのだとか。



今から九年前、陛下がステファンマルクに送った視察団の失敗が大きかったことは理解しているわ。

あれ以降グリコスとステファンマルクの間に公式の交流は一度もないの。レオ殿下とスイーリ様のご成婚の時にも王家宛の招待はなかったわ。招かれたのは私とドミだけだったのだもの。


ステファンマルクに背を向かれた以上、他の国がそれに同調するのは当然の結果だったわ。尤もそれ以前も友好国はひとつもなかったのだから、そのことが国民の暮らしに与える影響はそう大きくはないはずだけれど。


輸出入の制裁がなかったことだけが幸いと言えるかしらね。



「ジェネット お前の手掛ける養蜂は順調のようだな」

「ええおかげさまで 輸出量も増えているわ」

これはステファンマルクの、正確に言うとスイーリ様のお力が大きいの。


スイーリ様が主催なさるお茶会でグリコスの蜂蜜を使って下さったのよ。王太子妃のお気に入りとしてね。そのおかげでステファンマルクでは品薄になるほどの人気があるの。


レオ殿下が直接手掛けるマーケットをグリコスにもお貸し下さって、その店だけで取り扱って頂いているのよ。その店を通じて家具の輸出も始めたわ。



さらにそのマーケットの繋がりで、複数の国からも直接取引の話が来たの。確かに私が手掛けている事業はどれも順調と言えるわね。



「それだけではない お前が中心となって森林の管理や開墾を行い 小麦の生産量が跳ね上がっただろう 年々民の生活水準も上がってきている これも全てジェネットの功績だ」


「ありがとうございますお父様」


でもね、それは当然のことをやっただけ。だって私はその為にステファンマルクに行ったのですもの。研修で学んできたことを実践しているだけなのよ。



「市井の人々がお姉様のことをなんて呼んでいるかご存知ですか?」

「え?私を?知らないわ」


ルイスはニッコリと微笑んだわ。

「"建国女王の生まれ変わり”だと」


なんですって!この国で建国女王は神にも等しい存在よ。全ての民から愛されている心の拠り所でもある偉大な方。私などまだまだ足元にも及ばないわ。



「お分かりいただけますよね?民もお姉様を求めています この国が生き残るためにはお姉様のお力が不可欠なのです」


「建国女王は王族の立場からすると 決して素晴らしいだけの人物ではなかった かの王妃が残した負の遺産はあまりに大きいからな しかしジェネット お前の功績は全てが輝かしいと言える

 私はね お前こそが名実ともに初代女王と呼ばれるにふさわしいと思うのだよ」


二人ともそんなに私を持ち上げてどうしようと言うのかしら。

散々相応しい相手と結婚しろとしか言われずに育てられてきたのに。それを今更ー



「少し考える時間がほしいわ」


「ああ 重要なことだ じっくりと考えなさい

 オルソン卿も相談に乗ってやってくれ 頼んだぞ」


「はい」とドミは深々と頭を下げているわ。あなたはどう思って?やっと離れた王宮にまた戻ることをあなたは承知できて?




「ただ一つだけ条件がある」

お父様は、なぜか視線を彷徨わせつつ声を裏返らせながら条件を後出しなさったの。

お受けするか決めてすらいないのに条件だなんて、おかしなこと言うのね。




「正式に婚姻しなさい 一国の王たるものが未婚のまま愛人を侍らせているというのは・・・な」

「あ?!あいじー」

思わず素っ頓狂な声を上げると、お父様ったら片目を瞑ってみせたわよ。


ついとドミを見ると、真っ赤な顔をして硬直しているじゃないの。

愛人だなんて・・・そこはせめて恋人と言って下さらない?


「オルソン卿 お姉様と結婚できない理由でもあるの?」

お父様もルイスも、先程以上にグイグイくるわね。ドミをこれ以上苛めてーいいえ、この際もっと言ってくれていいわ。



「ドミニクス お前の兄にも話は済ませてある 躊躇う理由が身分と言うなら気にする必要はない お前の実家も立派な貴族家なのだからな よもや嘲笑うものなどおるはずがなかろう」


お父様は何故それを七年前に言って下さらなかったのかしらね。

私だってドミとの結婚を夢見なかったわけではないわ。でもいつしかそれも薄れてしまったの。ドミが今の関係で満足しているのなら、それも悪くはないかなとね。でもきっと諦めもあったのだと思うわ。


ドミは私のために王宮騎士という身分を棄てたのだもの。私だってどこかで折れる必要はあるでしょう?



「どうだ?王配として娘を支えてはもらえぬか?」

私が王太子を引き受けると決めつけて話を進めるのね。お父様はこんなに強引な方だったかしら。



ドミは膝の上に置いていた拳を何度も握り直している。いいのよ、ゆっくり考えてちょうだい。


「私がジェネット様と曖昧な関係を続けていることが ジェネット様の不名誉に繋がろうとは

 あまりに浅慮でございました 継ぐものもなき六男ではございますが 生涯お側で守らせていただきます」


「ん?それは婚姻を結ぶという意味でよいのか?」


ドミったら泣き出しそうな顔をしているじゃない。あなたでもそんな顔をすることがあるのね。


「王太子殿下 無礼を承知で申し上げます

 最初はジェネット様にプロポーズしたいのです」


お父様も、ルイスも、そして私もぽかんとしてしまって、その後誰からともなく笑い出してしまったわ。

「はっはっはっ それは悪かった 私達は何も聞いていない なあ?ルイス」

「ええお父様 何も聞こえませんでしたね」


もうー、二人の白々しい茶番に可笑しくて涙が出てきてしまったじゃない。



ありがとう、私はグリコスを愛している。

グリコスの民が私を求めてくれるのならば、それに応えてみたいと思うわ。




----------


『スイーリ ジェネットから祝いの品が届いた 素晴らしいよ スイーリの部屋に運ばせていいか?』


娘のアリシアが誕生してふた月ほど経った十月のある日、グリコスの友人から贈り物が届いた。




「まあ!ドールハウスですか?研修にいらしていた職人さんの作品かしら」

早速スイーリはキャビネットを手に取り、引き出しを開けて感嘆の声を上げている。


「とても精巧に作られていますね アリシアが大きくなったら一緒に遊びたいわ」

そう話しながらも視線は夢中でその小さな家を追っている。良いものを貰った。スイーリがこんなにも喜んでいる。急いで礼状を書かねばな。



『これと一緒に驚く手紙も届いたんだ 読むか?』

「はい是非 それではお茶の用意をしますね」





「ジェネット様が王太子に?オルソン卿とご結婚なさったのですか?」

『驚いたよな』


なんでも王太子叙任と同時に婚姻を結んだらしい。結婚式は行わず、誓約書を交わしただけなのだと。

それから、恐らく来年には代替わりがあるだろうことも示唆している。


『戴冠式には参列しないとな そう礼状に書いておくか』

「ええ 今からお祝いを考えておきますね」



『ところでスイーリ これはドールハウスと呼ぶものなのか?』

ジェネットからの手紙にはその名前はなかった。ただ"小さな家具を作った"と書かれていただけだ。


「はい そう呼ばれていたのですよ」

成程、スイーリはこれを見たことがあったんだな。


『これだな』

「ええ ジェネット様は素晴らしい着眼点をお持ちですね」





グリコス産のドールハウスは、近隣諸国で大ブームを巻き起こした。今では数年待ちの幻の品とまで呼ばれているとか。


「俺が客第一号だったんだぜ」

と、ドールハウスの話が出る度に自慢げに語り始めるのはベンヤミンだ。


グリコスから届いたドールハウスを見たその日のうちに、ベンヤミンは依頼の手紙を送ったらしい。

そのグリコスにとって二作目のドールハウスは今、アリシアより二ヵ月先に生まれたベンヤミンとソフィアの長女の部屋に飾られている。



「私達も早くお願いして正解でしたね 今からではとても手に入りそうもありません」

『ああ アンナがとても喜んでいるとフレッドが書いて寄越したな』


私達からアンナとフレッドのところへの出産祝いにも、ドールハウスを贈った。

こうして、いつしかグリコスのドールハウスを贈られた子供は、健やかに成長するとの尾ひれもつき、ますます人気が高まっていったらしい。

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