#路(ルウ) #小説
「やった! 勝ったぞ! 勝った! 日本の新幹線が台湾を走るぞ!」
とある商社が沸き立った。その瞬間から物語は始まる。
いや、その前から人々の路は続いていた……。
一度は流れた新幹線輸出の夢だったが大陸との政治問題から機体技術の採用を賭けた再コンペに勝利した日本陣営は国際協力といえば聞こえはいいが、なにごとも緩いプロジェクトに自ら足を突っ込んだ。
台湾で初恋を経験したもの。
たった一度の出会いに心よせ震災を機に日本に移ったもの。
日本統治時代に恋人を取り合った者たち。
新幹線がきっかけて人生が好転していく者たち。
あるものはお節介。あるものは苦悩して。
機体は日本。技術は欧州。魂は台湾。
老人が何日もかけて船で渡った台湾は今新幹線にて数時間で移動ができるようになった。
台湾の土になるもの。台湾の土に還るもの。台湾に引き寄せられ、恋人を作り、運命を変えていく人々の群像。
大陸との政治バランスにより冷たい日本の報道機関。ストレス、ストレス。そして希望。
今、万感をこめて台湾高速鉄道が開通する。
路
吉田修一
792円 (税込)
発売日2015年05月08日
ジャンル小説
商品情報
書名るう
ページ数480ページ
判型・造本・装丁文庫判
初版奥付日2015年05月10日
ISBN978-4-16-790357-2
Cコード0193
(出版社サイト様)
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167903572?utm_source=hon_web_sp&utm_medium=cpa&utm_content=lu#bk-purchase




