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MURDER OF  作者: 和菓子
16/30

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 「がぁっ!!」頭が跳ね上げられた。頭蓋の中で脳が揺れる。

 何を喰らったんだ俺は?!

 答えは左アッパーだった。竜平のチョッピングライトに合わせられ、カウンターになってしまった。

 歯を食いしばってこれを耐え、再び前を向いた。

 しかし、そこで待っていたのは拳だった。

 男の左ジャブが正確に竜平の顔面を捉えた。鼻血が吹き出した。

 再度左ジャブ。今度は両肘を畳んでブロックした。つもりだったが、男の拳がガードの間を滑り込んできた。またしても直撃してしまった。

 攻撃を立て続けに喰らった竜平はたまらず後退した。

 しかし、すぐに網状の固いモノが背中に当たってこれを止める。

 フェンスだーー

 そう竜平が理解し前を向いた直後、目の前に信じられないものが飛び込んできた。

 男の右拳。右ストレートだ。

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