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MURDER OF  作者: 和菓子
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 だめだ…俺…死ぬ…

 土下座をしたら許してくれるのだろうか…?

 いや…無駄だ。

 あいつは狂っている。

 何もかも…。

 心も体も…。

 何を言っても無駄だ。

 畜生…!畜生!

 第一何故煙草を吸ったくらいでダチを殺されたんだ…?!

 煙草吸ったのは罪だ。だが、それで死刑はバカでけぇ釣りが来る。

 不条理すぎる…!

 ぶっ殺してやる!

 だが、俺には奴に勝てるほどの力はない。

 どうする…?!

 ベンチもごみ箱もあの調子じゃ効かないだろう…。

 まず当たらない。

 …。

 …痛ぇ…

 クソッ、太股を切っちまった。

 痛ぇよクソ、フェンスか…?!

 いや…

 待てよ…

 違う。

 忘れてた。

 ポケットの中に、

 カッターナイフが入ってたんだった。










 ぶっ殺す












 「もう終わりかな、不良君?」

 「うるせェ、俺を見下すんじゃねぇよ…!!」

 こうして竜平と男との戦いの火蓋が切って落とされた。

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