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2025/08/18[鬱、叫び]
死にたかった。
もっともっと若いうちに死にたかった。
わたしは、もう十代のように腕も切れなくて、二十代のように酒に溺れてアル中になれもせず、わたしは、三十代になったわたしは、どうしたらいいのだろう。
三十代のわたしにぴったりの自殺の仕方が知りたかった。
どうしたら世間に分かりやすいSOSを出せるだろうか。
OD?
それとも、職場で叫ぶ?
狂ったように喚き散らす?
小心者のわたしはなにも出来ずに、口を塞いで、目も耳も塞ぎたい所だが、現実は閉じてくれない。
叫べない、喚けない、殴れない、殺せない。
何も出来ない。
そんなわたしは小説を書くことで叫ぶことにした。他には何もない。
誰か助けて。そう思いながらまた薬を飲む。
だれか、たすけて。
「誰か助けてよ!!!!!」
こうやって文字を打ち込むことで少しでも気を紛らわせようとしてる。ほんとに、寂しくて、無気力で、死にたい。
どこかに行きたいし、消えてしまいたい。
こんなわたしは結局死ぬこともできずにだらだらと生きていくのだろう。でも小説の中で位叫んで、怒鳴って、すべてから解放されたい。