2025/07/06[先生とわたしと猫]
夏休み前の気だるさが目覚まし時計にも伝染したようで、セットした時間に目覚ましが鳴らなくて、それで、わたしは見事に遅刻した。
なんてこったい……
いまは12時43分。もう登校する気にはとてもならない。
それにしても寝過ぎである。
たまに寝過ぎて自分で自分が信じられなくなるときがある。
だって12時間以上寝てるのだ、わたしったら成長期かな?
「……、まあ寝ちゃったものは仕方ないよね」
にゃーんと猫が近寄ってきた。
わたしの相棒のクロだ。かわいい、なんで起こしてくれなかったんだ。
「クロちゃんなんで起こしてくれなかったのー? かわいいねえ……」
猫好きあるあるだと思うんだけど、ねこに話しかけると語尾が絶対可愛いで終わる。だって可愛いから。
クロちゃんは先生が拾った猫だ。先生のマンションはペット不可だったので家で引き取った。
あまりの可愛さにお迎えしないという選択肢は無かった。そのおかげもあり、先生とはクロちゃんの写真でLINEをすることが増えた。ありがたいことである。
クロちゃんはすりすりとわたしの膝小僧で顔を掻いている。かわいい。
わたしは最近はコップを洗うのが面倒で紙コップで飲み物を飲んでいた、怠惰である。
水なんか汲んでおくと、クロちゃんが勝手にテーブルに登って飲んでいたりする。まあしょうがない。
しょうがないのでその写真を先生に送ったりする。
そうすると先生からは綺麗な満月の写真などが返事として返ってくる。文字のやり取りはほとんどないけれど、わたしにはこれで十分だなと満足してしまう日々だった。
お仕事ちかれた