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時空超越ストライカーズ!~A Football Tale in Great Britain~  作者: 雪銀かいと@「演/媛もたけなわ!」コミックシーモア等で連載中
終章

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86/90

5話

       5


 前半の終わりが近づいて、今のスコアは〇対一。ほかの奴らもそこそこだから一点差で済んでるのは奇跡みたいなもんだった。

「由衣香、頼む!」

 しんどそうな感じで慶くんが叫んで、あたしは慶くんからのパスを受けた。かと思ったら、遊馬がぬっと前に立ってきた。

 警戒しながらも、あたしはぐいぐいボールを跨ぎ始める。あたしのオハコの高速シザースだ。

 イメージはお父さんたちの時代の有名選手、クリスティアーノ・ロナウド。それもマンUにいて、若いせいかドリブル突破が多かった頃。あたしが本気でリスペクトする、スーパーウルトラスーパースターだ。

 だけど遊馬は平気そうだった。あたしのおへそをじっと見て、重心がちっとも揺らがない。

 ずぅっと跨いでもいられないから、あたしは遊馬の左にボールを蹴った。

(抜けた!)

 喜んだ瞬間、遊馬がノー・モーションで右足を出してきた。ボールは奪われ、あたしはこけないように何歩か前によろめいた。

(あーもー、やっかいだ! こいつのディフェンス、うまいっていうか、動きが独特なんだよね。訳わかんないとこから足が出てくるし)

 あたしがいらつく一方で、遊馬はトーでスルー・パスを出した。つま先は怪我するしコントロールがつかないからダメってよく聞くけど、遊馬は完全無視みたいだ。奇想天外すぎるでしょ。

 パスはきわどい所に出たけど、うちのキーパーがナイス飛び出しで防いだ。

 ドカンと前に蹴り出したけど、すぐにホイッスルが鳴った。前半終了。苦しい展開だったからか、今までやったどの試合よりも長く感じた。



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